世界的に生産が落ち込んだ自動車業界の中でも、格別に落ち込みが激しかった
日産自動車ですが、フォーミュラEから撤退することなく2026年までの参戦を
発表していることに対して、単純に率直に魅力を感じます。
モナコでは、オリバー・ローランドが6位でした。
19歳から車に乗り始めて、40年間ずっと車に乗ってきましたが日産以外の車に
乗ったのは3年間だけ、マツダのルーチェという車に乗りました。
元々、日産プリンスで働いていましたが、課長との確執で会社を辞めて日産を
辞めたからには他社の車に乗ろうと思ってマツダの車に乗り換えたわけですが
やっぱり日産ということで、ずっと日産の車に乗っています。
財力があればフェアレディZに乗りたいと思いますが、お値段が半端ないのと
年齢的にもスピード違反で捕まったりするのもカッコ悪いじゃないですか。
せっかくゴールド免許の更新に成功(ゴールド免許を更新したなんて初めて)
したのですから、おとなしく(あくまでもオレ基準ですが)走って、免許停止
なんてことは避けたいというように思っています。現在はノートe-power
先日、フェアレディZの新型が8月17日に、ニューヨークで発表されることが
報じられていて、日産にとってはアメリカ市場でのメイン車種みたいな扱いに
なるので、大々的に発表されることになるみたいですね。
それに対して、かなり残念な発表としてスカイラインの開発中止という報道が
流れたのは、免許を取得して初めて乗ったのが、スカイライン【HGC211】で
次に乗ったのが【HR30】だったヒトとして寂しい限りです。
家を出る時には、カーステレオで「西部警察」のテーマを流してスタートして
スピード違反で捕まること数回、真っ赤なスカイラインGTで中央高速を走って
免停にもなり、IMPULのリアスポイラーを盗まれたこともありましたが、愛着
のある車で、一時停止無視の車に横からぶつけられて、全損状態になった時の
ショックといったら、そりゃ魂が抜けたみたいでした。
その後は設計主幹だった桜井眞一郎氏が開発から外れたことや、車体が大きく
なり過ぎたこと、そしてグランドツーリングカーではなく、いわゆる高級車に
なってしまったことで距離を置いていましたから、実際のところ現在の世代の
スカイラインには全く魅力は感じていませんが、スカイラインというブランド
が無くなることには喪失感を感じます。
故・桜井眞一郎に実際に会って、スカイライン開発コンセプトを聞き、絶対に
スカイラインをFF(前輪駆動)にはしないと理由を挙げて熱弁されていた姿を
今でも思い出しますし、その機会があったのは日産プリンスに入社したことで
実現したわけで、貴重な経験をすることか出来たと今になって思うのと同時に
つい最近まで日産プリンス名古屋販売の某営業所で営業所長として働いていた
同期入社のH氏が急逝した今年に、スカイラインが無くなるニュースを聞くと
いうのも、なにかの偶然のような気がします。
スカイラインの開発が中止になるのは、現在の日本ではセダンタイプの車には
ほとんど需要が無くなっているということが、かなり大きいみたいで、高級車
のフーガやブルーバードからの進化型であるシルフィーもなくなるようです。
コンパクトハッチバックとワンボックス、RVのラインナップで不便がなければ
売れる車に特化したいというのは製造販売会社としては当然の判断ですからね
いつか、世の中の需要動向に変化が出てきた時にショボい車にスカイラインと
名付けられるぐらいなら、名前が無くなった方が良いなとは思いますね。
但し、日産自動車・執行役副社長・星野朝子さんは、日本経済新聞社の報道に
あった「スカイラインの開発中止」というような意志決定をした事実は、一切
こざいません、日産自動車は決してスカイラインを諦めませんというコメント
が出ているので、日本経済新聞社の誤報かガセネタかも知れません。
日本経済新聞って、結構、事実確認しないで記事を書くフェイクニュース新聞
なので、内容の半分ぐらいは疑ってかかった方が良いかも知れません。