1959年ですから、今から60年ちょっと前の話ですが、旧ソ連のウラル山脈で
経験豊かな登山者グループが、原因不明の出来事によって一行9人全員が山の
斜面で遺体になって発見されるという事件があり、遺体の状況などから謎の死
を遂げた怪死事件として、多くの仮説が立てられていますが、まだ真相解明は
出来ていないという現代のミステリーになっています。



事件の生存者も目撃者もいないため、状況からの推定によれば山の斜面で野営
した一行は夜中になんらかのトラブル、またはアクシデントによってテントを
切り裂いて脱出し、斜面を1キロ以上降りた森を目指して逃げたものの途中で
力尽きて、雪深い斜面に散乱する遺体となって発見されました。