三菱重工(三菱航空機の親会社)の公式見解では開発凍結ではなく、少数精鋭
で経営資源を有効活用して開発を継続するということになっていますが、現在
航空需要自体は旺盛にあるかと思いますが、その需要を実現することが世界で
困難になっているという事実があり、現実的には大型機から小型機まで全ての
航空機の新規受注は、新型コロナウイルスの感染収束後を見据えた航空会社の
極端に少ない発注があるのみです。



2023年、2024年には三菱航空機が開発を目指していたリージョナルジェット
の需要が徐々に回復するであろうという見方はあるものの、既存のボーイング
エアバス、エンブラエル社に預けられている新造機の引き取りが先になるので
三菱航空機の未開発の機体に対して受注がくることは無いでしょう。