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坂本龍一さんが直腸がんを発表 [健康・医療]

2014年に中咽頭がんで活動を休止し、治療と療養に専念した後、約一年後に
仕事に復帰して、作曲、演奏などの活動を再開していた坂本龍一さんが今度は
直腸がんと診断され、手術をして入院していることが発表されました。



プロフェッサー(教授)とも呼ばれている音楽の才能を生かして細野晴臣さん
高橋幸宏さんとイエローマジックオーケストラを結成し、日本のみならず世界
で高い評価を得て、海外でのライブツアーなど日本のグループとして先駆者的
な活動をした後、ソロ活動でも故・大島渚監督の「戦場のメリークリスマス」
の映画出演や映画音楽の作曲など幅広い活動を続けていて、現在も治療を受け
ながら仕事を続ける予定とのことです。


映画音楽では「ラストエンペラー」でアカデミー賞の作曲賞を受賞し、その後
グラミー賞も受賞していて、中咽頭がんから復帰した時の仕事も山田洋次監督
吉永小百合さん主演の「母と暮らせば」の音楽でした。



ソロ活動、映画音楽、コラボレーションなど、いろいろな媒体で音楽に携わる
仕事をしているだけでなく、多種多様な音楽活動が出来る才能を持ちながらも
YMOのメンバーとコントのようなことをしたりしていて、一つのことを極める
ことの出来る人はなにをやっても形になることを実感した人で、個人的に凄い
人だと思っている人の一人です。



誕生した年が1952年ですから私とは10歳違って今年で69歳ということになり
浜田省吾さんと同じ年ということになるわけですが、自分自身が若かりし頃の
69歳はもっと年寄りという感じがしていたので、自分が年齢を重ねてくること
で10歳ぐらいの違いだと、あまり差があるように感じなくなりますね。



「もう少しだけ音楽を作りたいと思っています」というコメントを出されては
いますが、もう少しではなくて、無理のない範囲でもっともっと多くの音楽を
作って欲しいなと思っています。


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