それを言い出したら昔のドライバーは今のような厳しいスーパーライセンスの
ルールがなかったので、玉石混合の中で勝利していたわけですから、その実力
で今のハイレベルな資格要件のドライバー達と戦えるの?という部分もあると
思うんですが、それもまた比較する対象ではありませんからね、批判の中には
有色人種であるルイス・ハミルトンに対する意図的な誹謗中傷もあるのでは?
なんて思いながら見ています。
それはともかく、予選結果は以下のようになっていました。
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス)
3.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
4.シャルル・ルクレール(フェラーリ)
5.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)
6.アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)
7.カルロス・サインツ(マクラーレン)
8.ランド・ノリス(マクラーレン)
9.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)
10.ダニエル・リカルド(ルノー)
今年で契約が切れるセルジオ・ペレスが5番手スタートと力強さを見せている
反面、チームに残るランス・ストロールは12番手スタートで決勝はリタイアと
いう結果ですから、セバスチャン・ベッテルと張り合うなんて無理だろうなと
見ています。チーム内で内紛が起きるんじゃないかなと妙な期待をします。
そのセルジオ・ペレス、またはニコ・ヒュルケンブルグとの交代説が出ている
アレクサンダー・アルボンは、今回と次のレースでチームに必要であることを
アピールするようにと言われているみたいですが、去年のレッドブルマシンを
踏襲するピエール・ガスリーよりも上位でフィニッシュするのは、必須のはず
であるにも関わらず決勝では12位となり、5位に入ったピエール・ガスリーに
大きな差が付けられているのが事実です。
2021年のレッドブルでマックス・フェルスタッペンのチームメイトになるのは
アレクサンダー・アルボンではない可能性が高そうです。
結果が遅くなりましたが、決勝結果は以下の通り
1 ルイス・ハミルトン メルセデス
2 バルテリ・ボッタス メルセデス
3 マックス・フェルスタッペン レッドブル
4 シャルル・ルクレール フェラーリ
5 ピエール・ガスリー アルファタウリ・ホンダ
6 カルロス・サインツ マクラーレン
7 セルジオ・ペレス レーシングポイント
8 エステバン・オコン ルノー
9 ダニエル・リカルド ルノー
10 セバスチャン・ベッテル フェラーリ
フェラーリがちょっと復調してきた感じで、セバスチャン・ベッテルも来年の
チームが確定したことで、居心地の悪いフェラーリから出られますからね。
フェラーリに移るカルロス・サインツ、サインツが抜けたマクラーレンに移る
ダニエル・リカルドなど、前向きな人は入賞しましたという感じですかね。
次戦はイタリア(今年、すでにモンツァでイタリアGPを開催しているために
名称はエミリア・ロマーニャGPになります)のイモラサーキットで、決勝は
11月1日に第13戦として開催されます。
アイルトン・セナとローランド・ラッツェンバーガーが亡くなったサーキット
なので、いろいろと思うところはありますが、今年は事故がないように安全に
レースが開催されることを望みます。
F1-grand prix 2020・第12戦 ポルトガルGP 決勝
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