京都の縁結びの神様 [トラベル]
あの清水の舞台から飛び降りる覚悟という言葉(かなり前に実際に飛び降りた
若者がいましたが死にはしませんでした。)で有名な清水寺です。
お寺の敷地に神社があるというのも、なかなか珍しいことではないのかな?と
思いますが、実際に存在しているわけですから特に問題はなさそうです。

神社の名前は地主神社、ぢぬしではなく、じしゅじんじゃと読みます。
祭られているのは縁結びの神様である大国主大神(因幡の白ウサギの話で有名
な神様ですね。)で神社の中に石像、木像があります。
縁結びと言えば、出雲大社が有名で、こちらのご祭神も大国主大神ですからね
能ある神は兼務も可能なのでしょう。
神社の名前は知らなくても、恋占いの石があることで有名なので、そちらの方
ならば知っているという人もいるかも知れません。
恋占いの石というのは神社内にある石で、縄文時代の祭祀遺物とされていると
いうことですが、弥生時代だと卑弥呼が有名ですが、日本人は縄文時代の頃に
すでに神頼みとか、祈祷とかしていたのでしょうかね。
江戸時代にはすでに「老若男女が嬉々として戯れていた」らしいですよ。
それはともかく、同じぐらいの大きさの石(石と言ってもそれなりに大きくて
小さな岩という感覚です。)が、約10メートルぐらいの距離を開けて置かれて
いますので、その石と石の間を目を閉じたままで辿り着ければ恋愛が成就する
と伝えられている願掛けの石です。
何回でもチャレンジしなければ辿り着けないようならば、恋愛成就がなかなか
難しいものの、もしも人に助けてもらった場合は人の助けを借りられれば恋愛
が成就するそうですから難しそうなら人に頼る方が良いかも知れません。
日本の神社ですから日本人はたくさんいるのは当たり前ですが、物珍しいこと
もあるでしょうが、外国人が多かったです。(今はコロナ禍ですから海外から
の来訪者はいないでしょうね)
海外の人は、よく言えば自己主張が強く、悪く言えば傍若無人な方々ですから
遠慮して譲っているといつまでたっても恋占いが出来ません。
神社の中には、おかげ明神という小さな祠もあって、一つだけは確実に願いを
叶えてくれるのだそうですよ。
私が行った時は特に念が強い人がいたようで、祠の裏側の木に藁人形を太い釘
で打ち付けられていましたが、少なくとも自分は呪いをかけられるようなこと
はしていないと思うので、まあ、ぶっちゃっけ他人事です。(ホントか?)
清水寺に行くことがあったら寄ってみて下さい。
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