の候補者も絞り込まれてくる時期ですが、今年は7月5日から始まっているので
今回のロシアGPからが後半戦ということになります。
フリー走行から速いのはやっぱりメルセデスということで、フリー走行3回目
でもトップになったのはルイス・ハミルトン。
2番手がバルテリ・ボッタス、3番手にはマクラーレンのカルロス・サインツと
いう順位でしたが、予選前でまだ本気出してないだけ、みたいなドライバーも
いるので、あくまでも参考記録という感じです。
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス) - 1分33秒279
2.バルテリ・ボッタス(メルセデス) - 1分34秒055
3.カルロス・サインツ(マクラーレン) - 1分34秒096
4.エステバン・オコン(ルノー) - 1分34秒239
5.セルジオ・ペレス(レーシングポイント) - 1分34秒252
6.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ) - 1分34秒306
7.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) - 1分34秒594
8.ランス・ストロール(レーシングポイント) - 1分34秒732
9.ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ) - 1分34秒768
10.ダニエル・リカルド(ルノー) - 1分34秒787
そして予選の結果ですが、20台のうちの遅いタイムから5台が脱落するQ1では
16.ロマン・グロージャン(ハース) - 1分34秒592
17.アントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ) - 1分34秒594
18.ケビン・マグヌッセン(ハース) - 1分34秒681
19.ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ) - 1分35秒066
20.キミ・ライコネン(アルファロメオ) - 1分35秒267
ハースの二台とアルファロメオの二台(両方ともフェラーリのエンジンを搭載
しているチームですから、今年のフェラーリのエンジンは過去に例のない悪さ
ということが、証明されてしまった感じがします)が脱落し、ウィリアムズの
ニコラス・ラティフィも加えた5台が一回目の予選で消えました。
次の5台が脱落する二回目の予選Q2で、フェラーリの二台が脱落し、ホンダ勢
のダニール・クビアトも10番手と0.053秒差で12番手になり脱落しました。
11.シャルル・ルクレール(フェラーリ) - 1分33秒239
12.ダニール・クビアト(アルファタウリ・ホンダ) - 1分33秒249
13.ランス・ストロール(レーシングポイント) - 1分33秒364
14.ジョージ・ラッセル(ウィリアムズ) - 1分33秒583
15.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) - 1分33秒609
このセッションが、残り時間2分になったところで、セバスチャン・ベッテル
がコースアウトをしていて、フェラーリのマシンはエンジンだけでなく全体の
バランスも悪いという見方は正しいようです。
そして、トップ10によるQ3の結果は以下のような順番になりました。
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス) 1分31秒304
2.マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)1分31秒867
3.バルテリ・ボッタス(メルセデス) 1分31秒956
4.セルジオ・ペレス(レーシングポイント)1分32秒317
5.ダニエル・リカルド(ルノー)1分32秒364
6.カルロス・サインツ(マクラーレン)1分32秒550
7.エステバン・オコン(ルノー)1分32秒624
8.ランド・ノリス(マクラーレン)1分32秒847
9.ピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)1分33秒000
10.アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)1分33秒008
レーシングポイントは、セルジオ・ペレスとの契約を今年限りにして、来年は
セバスチャン・ベッテルとランス・ストロールの二人で、アストンマーチンに
改名したチームを運営することになっていますが、ランス・ストロールの方に
新しいマシンが割り当てられても、いつも上位になるのはセルジオ・ペレスと
いう感じなので、オーナーの息子だからチームに残るというのも、なんだかね
不条理なんじゃないのかね?なんて思ったりします。
それはともかく、前回のトスカーナ、その前のモンツァで二回連続でリタイア
してフラストレーションが溜まっていたマックス・フェルスタッペンが2番手
で予選を通過して、最前列から決勝スタートというのは良かったです。
高速サーキットはレッドブル・ホンダには不得意なサーキットですが、表彰台
のチャンスは十分にありますから、決勝が楽しみです。