チャガルチ市場からタクシーを止めて向かったのは松島。
一昔前は刺身をメインにした飲食店が集まるところとして海水浴場と共に有名
なところでしたが、現在は松島ベイステーションと松島スカイパークを空中で
結ぶ、「Busan Air Cruise」が観光地として知られています。
ロープウェイ(韓国ではケーブルカーと言います)は、もっとも高い位置だと
86メートルありますから高いところが怖い人には向いていません。
そういう人は松島ベイステーション側に海の上を歩けるスカイウォークという
遊歩道があるので、そちらを歩くのが良いと思います。(こちらは無料)
団体さんがいる時はちょっと混雑しますが、そんなに並ばなければならないと
いうことはありませんが、チケットを買う時にはちょっと並びます。
エアクルーズとクリスタルクルーズの二種類があり、クリスタルクルーズだと
ゴンドラの足元がスケルトンになっているので真下の海が見えます。
ゴンドラからスカイウォークを見下ろすとこんな感じです。
別に真下を見なくても良いよという場合はエアクルーズで十分です。
チケットは往復で15,000ウォン、クリスタルだと20,000ウォンになります。
購入時には、チケットと棒付きキャンディ(チュッパチャプスみたいなの)を
一緒にくれます。(乗る時に舐めている人も割といます)
ゴンドラは基本的に乗合(全部で8人乗れるので、満席になるまで相乗り)と
いうことになっていますが、余程の混み具合でなければ二人でも四人でも一つ
のグループに一台を割り当ててくれます。
遠くから見ると、のんびりと空中散歩という感じですが実際に乗っている時は
特にすれ違う時など、かなり速く感じます。
海の波がキラキラと光を反射してきれいなんですが、写真に撮ると逆光になり
さらにゴンドラのガラスに反射してあまりきれいに映りません。
松島スカイパークまでは約10分。スカイパーク側に着くとお土産品はほとんど
ありませんが、屋外型の飲食店が軒を並べています。
松島の名前の通り、周辺には松の木が生えていて、地面には多くの松ぼっくり
がコロコロと転がっていました。
松林の中を森林浴をしながら歩く、ウォーキングコースも整備されているので
行きはゴンドラを使い、帰りは歩いて帰る人も少なくありませんが日頃からの
運動不足の人が不慣れなことをして途中でコケたり、足が攣ったりしていたら
つまんないので、帰りもゴンドラ利用なのは言うまでもありません。
カフェでちょっと休憩
スカイパークにはディノアドベンチャーという恐竜のハリボテコーナーがあり
小さな子供たちは喜んでいました。(何故、恐竜なのかは謎です)
白亜紀やジュラ紀の化石が見つかったわけではありません。
「ジュラシックワールド」でおなじみのヴェロキラプトルです。
ラプトルに背中を襲われているイグアノドンにキャンディを差し出す男の子
パラサウロロフス
カルタノタウルス
人気恐竜のトリケラトプス
帰りは順光なので光の反射もなく、景色の写真が撮れました。
昔は普通の海水浴場でしたが今ではリゾートマンションとか建っています。
釜山タワー、チャガルチ市場などが近くに見えます。
この後、タクシーに乗って釜山タワーへと向かいました。