今年最後のＦ１-ＧＰ 結果追記あり

2019年のＦ１レースも今回のアブダビＧＰ（第21戦）で最終戦ということで
前戦ブラジルの勢いを繋げて勝ちたいレッドブル・ホンダ、後半戦で速くなり
エンジンの燃料流量に関係する不正疑惑を指摘され、その疑惑を払拭するため
にも最終戦を勝ちたいフェラーリ、連続でドライバーとコンストラクターズの
タイトルを獲得して有終の美を飾りたいメルセデスということで、トップ３の
チームがそれぞれに2019年最後の優勝を目指すレースになります。



フリー走行ではレッドブル、トロロッソの４台の速さが目立ちましたが昼間の
セッティングで走るフリー走行と違って、予選、本番は夜間になるため気温差
を考慮して、どのチームもセッティングを予選用とは変えているということで
フリー走行の結果は参考程度ということになっていました。

土曜日に予選が行われ、ホンダエンジンの４台はＱ1は全員が通過しましたが
Ｑ2でトロロッソの二人が脱落、Ｑ3の結果、ルイス・ハミルトンが１位で通過
してポールポジション、２位にバルテリ・ボッタスが入りました。



但し、バルテリ・ボッタスはブラジルＧＰでエンジンが壊れているため今回の
レースではエンジンを新品に交換しているので、ペナルティでグリッド降格と
いうことになるので、予選３番手のマックス・フェルスタッペンが一列目から
スタートになりますから、スタート次第ではトップで第一コーナーを通過する
ことが出来るかも知れません。

４位にシャルル・ルクレール、５位にセバスチャン・ベッテルとフェラーリの
二人が続き、６位がアレクサンダー・アルボンとなっていて今年のトップ３は
最後のレースでも上位の１番手から6番手になったということですね。

Ｑ3進出に至らなかったトロロッソ・ホンダの二人は、ピエール・ガスリーが
12位、ダニール・クビアトが14位なので入賞圏内には入れそうですが、連続
で表彰台というのはちょっと難しい感じかなと思います。

来年に繋げる重要なレースでもありますから、全員に事故がないようにという
のは当然ですが、レッドブルの二人が表彰台に立てるような展開になることを
期待しています。（今回勝てば年を跨いでの連勝が期待できます）

結果
優勝はルイス・ハミルトンがポールトゥウィンという結果になりました。
マックス・フェルスタッペンはスタートでは3位に後退したものの、32周目で
シャルル・ルクレールを抜いて2位に戻り、そのままゴールして2着確定。
3位にはエンジン交換によるグリッド降格ペナルティーを受けて最後列からの
スタートだったバルテリ・ボッタスが入りました。

カルロス・サインツよりも上位に入賞すれば、個人総合で6位になれたはずの
ピエール・ガスリーはオープニングラップでレーシングポイントの二台と接触
したためにフロントウィング交換ということになったため、ピット作業に時間
がかかり車列の最後を追走という展開になったため結果的に18位でレース終了
ということになりました。

来年はトロロッソのチーム名が、アルファタウリに変わりますから気分一新で
表彰台の頂点に立つようなレースをしてもらいたいです。