スタートしたブラジルGPは、2ストップしたチーム戦略が想定通りの結果と
なってマックス・フェルスタッペンが今シーズン3勝目を挙げました。
同じチームのアレクサンダー・アルボンも3位で表彰台が見えているペースで
走っていましたが、メルセデスのルイス・ハミルトンとの接触によってコース
を外れてスピンしてしまい14位という結果に終わってしまいました。
ただ、トロロッソのピエール・ガスリーがF1参戦後初めての表彰台に上がり
チームは違ってもレッドブルグループ(ホンダ)として1-2フィニッシュと
いうことになり、ホンダとしては28年ぶりの好成績を挙げました。
フェラーリのアクシデントにも助けられましたけどね。
アイルトン・セナの没後25周年の年に、アイルトン・セナの母国のブラジル
開催のレースでホンダが1-2フィニッシュを決められたというのはホンダを
リスペクトし、ホンダのF1撤退をもっとも悲しみ、再びホンダがサーキット
に戻ることを心待ちにしながらサンマリノGPで亡くなったアイルトン・セナ
との深い関係が後押しをしているような、そんな縁を感じました。
済んだことを言っても仕方ないですが、もしもルイス・ハミルトンとの接触が
なければホンダが表彰台を独占できたと思われますからね、残念でした。
16番手からのスタートだったダニール・クビアトが、10位に入賞したので
トロロッソ・ホンダはブラジルで19ポイントを稼いでコンストラクターズの
ポイントランキングで6位になり、最終戦の結果次第ではルノーを抜いて5位
になるかも知れないという状況になっていますので、復帰した頃のホンダとは
全く違う強さを発揮しているのが大きな進歩だと思います。
アブダビの最終戦が楽しみです。
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