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ウニが大好きな日本人 [限定・季節の食材]

先日、寿司の話をチラッと書きましたが、私のような一般庶民が食べる寿司は
回転寿司なので銀座とか赤坂の高級店の事情は全く知りません。

uni_sushi_yamamori.jpg

そういうことなので、回転寿司とか三回分の外食を我慢すればなんとか可能な
チェーン店(築地玉寿司の食べ放題には行ったことがあります)レベルの話に
なりますが、そういうお店でも、人気なのはやっぱりウニかな?という感じは
しますね。(回転寿司でもウニがフリーで流れていることはないですから)


高級店と回転寿司のウニでは何が違うかと言ったら、活ウニをその場で割って
中身を取り出すか、変色防止のためにミョウバンを使ったチルドか冷凍のウニ
の違いもあるでしょうし、国内産と外国産の違いも当然あるでしょうね。

原価で言えば、一個当たりで数千円の国内産活けモノと、一個当たり数十円の
外国産冷凍モノの違いがあるのですから味の差も当然あるわけですが、単価の
安い回転寿司のウニでも美味しいと感じるベロの方が幸せだと個人的には思う
次第です。(舌が肥えたとか言いますが、美味しいものにしか反応しない舌で
食べていたら世界はどんどん狭くなるんじゃないかな?と庶民は思います)

それはともかくとして、回転寿司に限らず早々に品切れになるネタとして筆頭
にあるのはウニなわけですから、日本人はウニが好きな人が多いのでしょう。

uni-don.jpg

そう言えば、札幌に旅行に行くと市場で食べるウニ丼が有名ですよね。
何度か札幌に行く機会があると、折角ここまで来たんだから北海道のウニ丼を
食べて帰ろうよ、なんて話が出てプライベートではなかったので、御一行様の
一員として行きましたが、料金表を見て安くはないよねと現実に気付きます。

そして店の女性店員さんがテレビでご覧になってくる方も多いので、先に事実
を言っておきますがテレビと同じものは出ません、と正直に宣言されます。
あれはテレビ映りが良いように多めにのせているので、料金表の金額ではあの
量はのせられませんと厳しい現実を知らされるわけです。

それでもお店に入っておきながら、じゃあ止めますと言うのも大人げないので
イカウニ丼とか、ちょっと安めのメニュー(店員さんは高くても安くても量は
一緒だと教えてくれます。各アイテムの単価の違いでメニュー価格に差が出る
という仕組みになっているからです。)がお勧めだとほとんど商売っ気のない
アドバイスをしてくれるので、イカウニ丼とか頼んだりするわけですが、量が
圧倒的に少なくて、居酒屋のお茶漬け茶碗みたいなミニ丼で2,500円ぐらいの
料金なので、一回食べたらもういいかなと個人的には思っています。

常連さんとかいるみたいですが、可処分所得の差とか好みの差もあるので特に
コメントはありませんが私は九州の塩ウニの瓶詰で満足です。

福岡とか長崎の空港で五島列島のウニの瓶詰がありますが、練りウニと塩ウニ
があるので、アルコール臭の強い練りウニ(酒粕と練ってあるので甘いし酒の
臭いが強いのでウニの味はほとんどないと感じています)ではなくウニを塩で
加工した塩ウニをお勧めします。但し瓶詰でも3,000円ぐらいするので決して
安い買い物ではないです。(福岡に行っても滅多に買いません)

というようなことで、ウニは好きなんですがお値段的に高いですよね。
前にフィリピンのセブに行ってアイランドホッピングをした時に、チャーター
した船の船長さん(家族経営です)に、ウニを食べに行きましょうと言われて
どこに?と聞いたらセブ(正しくはマクタン島)の沿岸の島々の沖合いに船上
でウニを食べさせる漁師がいるからそこに行くと言うのですね。

island_hopping_cebu.jpg
こんな感じの船をシュノーケルセット付で半日1万円ぐらいでチャーターできます。

逃げも隠れも出来ない海の上で高額請求されたら困るじゃないかという発想が
頭に湧いてきたので、ウニは嫌いなんでと言うと「あなた日本人でしょう?」
と大袈裟に驚かれましたが、そこでひるむことなくお誘いを断りました。

後で聞いた話では実際にボッタくりにあってウニ2個で12,000円を請求された
という話もあれば、札幌のウニ丼よりもウニが三倍ぐらいのっていて日本円に
換算して600円ぐらいだったという話もあるので、人によるみたいですがそれ
よりも驚いたのはセブでウニを食べる人の多さです。

やはり日本人はウニが好きというのは本当みたいですね。
ちなみにセブで現地価格でウニを買うと、殻から取り出して可食部だけを瓶に
集めたもの(300mlのペットボトル)で約1,000円ぐらいで買えるようです。
チリだともっと安くて牛乳瓶のような瓶(200ml)で300円ぐらいらしいですが
浅瀬にゴミのようにたくさんいるので、わざわざ買わなくても海に入って自分
で拾えばウニバーが出来るという話をチリの現地情報で見ました。
活けウニを目一杯食べたいなら旅行先として選ぶといいかも知れません。
※そのウニが美味しいかどうかは保証の限りではありません。

突発的にウニの話を書いてみました。


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リス太郎

フィリピン人もウニを食べるんだろうか?
by リス太郎 (2019-11-20 00:51) 

ヨッシーパパ

みりん臭いウニの瓶詰め、子どもの頃に始めて食べたウニでした。^_^
by ヨッシーパパ (2019-11-20 18:35) 

suzuran

リス太郎さん:
コメントありがとうございます。

フィリピンでもマニラ湾はかなり汚染が進んでいるのでウニなんて全く
姿はありませんが、セブ島から船で行くシキホール島(心霊手術をする
魔術師がいることで有名)とか、ボホール島などでは干潮時にナマコや
ウニなど海産物を獲って食べています。

豚肉と鶏肉好きと思われていますが、エビや貝類、焼き魚など海鮮系が
好きな人が多いので、ウニも刺身というよりは活け造りというか現場で
味覚狩りみたいな感覚で食べられているみたいです。

ウニは冷たい海の方が美味しいとされているので、日本で食べるウニと
比べたらどうすはわかりませんが、日本からの観光客はセブ島などでは
ウニを食べているみたいです。

by suzuran (2019-11-21 21:34) 

suzuran

ヨッシーパパさん:
コメントありがとうございます。

私が子供の頃は「いかうに」という珍味があり、塩気が強くて子供向き
ではありませんでしたが、イカの塩辛が好きという変な子供だったので
割と好んで食べていました。(ウニの含有量は僅かだったと思います)

その後、本物のウニが入っているという「うにくらげ」や「いかうに」
が出てきて元々からあった「いかうに」は無くなり、お値段が上昇した
「いかうに」を買ってもらいましたが、まさに酒粕の臭いがそのままの
甘すぎる酒のつまみという味だったのでダメでした。

大人になって「練りウニ」を食べて、あああの「うにくらげ」の味だと
思いましたので、今でも個人的に「練りウニ」は嫌いです。

by suzuran (2019-11-21 21:43) 

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