工業国じゃないので、空が煤煙で汚れているということはないかと思いますが
(シンガポールの南東のカリマンタン島で毎年、山火事というか焼き畑農業の
野焼きの煙がシンガポールに流れ込んで国際紛争になるのは例年のことです)
地上の明かりが明るすぎるのか、シンガポールで星は見た記憶がありません。
マリーナ・ベイ・サンズの上空も真っ暗で星の光は見えません。
マニラなんかはジプニー(ジープを改造した車体にディーゼルエンジンを載せ
真っ黒い煤煙を吐き散らしながら走っていた一応は、公共交通機関)の規制が
出て、ジプニーの数が減ったこともあって、以前から見えていた星の数がさら
に増えたように思いますが、夜になるとメインストリート沿いの夜の店以外は
灯りが落ちて暗くなるので星が見えやすくなるということなのでしょうね。
マニラがこれからさらに発展して一般家庭の電気が明るくなり深夜営業をする
ショッピングモールなどが増えたら、マニラの空からも星が消えることになる
かも知れません。
という話はさておき、ホテルの朝食の話をもう少し書きます。
二日目はベーコンの姿が消えてソーセージとコンビーフでした。
マッシュルームのソテーが、一応野菜代表という感じでありましたが、他には
ミニトマトがコロコロしているのと申し訳程度の葉っぱとキュウリスライスが
あるだけで、東南アジアのホテルであまり野菜って見かけない気がします。
気付いていないだけかもしれないので、野菜がないと断言はしませんが普通の
お店でもあまりサラダとか見ないような気はします。
それに対してコンビーフはよく見かける気がします。
個人的にはもっと炒めて脂を抜いたのが好きなんですが、大概は細かく刻んだ
ポテトと混ぜ合わせたものが多いように思います。
沖縄のお土産でもコンビーフとポテトを混ぜたパウチとか缶詰がありますから
熱帯から亜熱帯地方では塩気の強いコンビーフは熱中症対策として朝食に出る
ということなのかも知れません。あくまでも推論です。
そしてこれは三日目の朝食です。(シンガポール最後の朝食)
最終日は飛行機が8時過ぎだったので、ホテルを出たのが6時過ぎということ
で朝食を食べる時間はありませんでした。
再び、海鮮炒飯なんですが、この日のメインはハムとソーセージでした。
どうやらベーコン、コンビーフ、ハムがローテーションで周っている感じかな
ハムは茹でてあるタイプで美味しいとか不味いと文句をつけるまでもない普通
のハムでしたが、この日の野菜はキュウリとコーン。
やっぱり野菜には全く関心がない感じですね。
スイカとパイナップルはどちらも甘くておいしかったです。
インドネシアとかマニラだとマンゴやパパイヤが結構ふんだんに出てきて熱帯
のフルーツ好きとしては嬉しいわけですが、シンガポールの場合は国内生産の
作物なんてほとんどないので、割と手軽なフルーツが出てくるのです。
奥のお皿に乗ってるリング状の揚げ物はイカリングだと思って食べたら練り物
を揚げたもの(揚げはんぺん?)だったので失敗でした。
イカリングフライは好きですが、練り物は不得意としております。
チビマーライオンに、そんなこと知らんがなと言われそうです。
インド人街で食べたカレー
やっぱりここでカレーを食べるならナンと食べて欲しいです。
地元の女性は素手で上手にご飯とカレーを食べていましたが日本でスプーンと
いう西洋文化に毒されてしまっていると素手でカレーを食べるのは、かなりの
難事業になりますので、素手で食べやすいナンをお勧めします。
別にスプーンで食べれば良いのでは?という声が聞こえそうですが、やっぱり
リトルインディアですから、素手で食べて美味しい調合なんですよ。
スプーンで食べても構わないけど、素手で食べるとなお美味しいというように
ここのカレーは作られていると現地の人が言いました。
最後にこれは通称ドリアン羊羹です。
本名はドリアンケーキとなっていますが、早い話、ドリアンを煮詰めて固めた
羊羹状のお菓子で食べると口の中にドリアンの香りが広がる代物です。
シンガポールに行く時は必ず、お土産に買って顰蹙を買っていますがそれでも
ごく一部の人は美味しいと言ってくれるので止められません。
味自体はそんなに不味くないですが、炭酸飲料と一緒に食べるのだけはお勧め
出来ません。(炭酸飲料でげっぷが出るタイプの人は最悪だと思います)
というような感じでシンガポールのお話はお終いです。
この写真は成田空港で乗り継いで、名古屋に帰る飛行機です。
離陸しているのがジンエアー、地上にいるのがチェジュ航空ですが、ソウルの
風景ではありません。独特の反り返った主翼でB787だとわかるでしょうか。
近くにいた妙齢の女性が「わぁ~嵐ジェットだぁ~」と狂喜乱舞して、写真を
撮りまくっていたので、思わず釣られて撮っちゃいました。
エンジン後方のギザギザと上に反った翼の特徴で、B787ドリームライナーの
ハワイ行き専用機材ですね。嵐ファンはハワイへGOですな。
街の明かりがとても綺麗ねヨコハマということで、この時間帯の飛行機からの
景色が一番好きです。このままセントレアまで飛んでシンガポール旅は終了と
いうことになりました。
シンガポール写真紀行・2019-2
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