日活がにっかつになって昭和の時代に上映されていたロマンポルノ。
現在のAV(アダルトビデオ)のように女優が全裸になることもなく、実際に
性行為をするわけでもないファンタジーとしてのアダルト映画として最盛期は
全国の映画館で二週間ぐらいのペースで新作が上映されていましたが、過激化
するアダルトビデオに内容面で対抗できるわけもなく次第に衰退して表舞台で
残ることはありませんでした。



ところが、ロマンポルノ45周年で「ロマンポルノ・リブート」という企画が
動き出して、心筋梗塞を発症して現在はまだ療養中ですが、福島の原発事故を
テーマにした「希望の国」やヤクザが映画を作るという「地獄でなぜ悪い」の
園子温監督など、日本の若手を代表する監督たちが再び、ロマンポルノを製作
するということがありました。