底辺のチームの話をしていても仕方ないので、今シーズンの三強として表彰台
を争うと話題になっているチームに話を移すと、メルセデスは2018年の個人
とコンストラクターの両タイトルを獲得した勢いは変わることはなく、今年は
全くの新設計エンジンを搭載する(エンジンの開発過程で重大な問題が発生し
今シーズンは苦戦するという話もありましたが、メルセデスのトト・ヴォルフ
からはそのような話は全く出ていないのでデマのようです)と共に空力的にも
新規定に沿ってフェラーリとのタイトル争いが続くと見られています。
フェラーリはキミ・ライコネンが抜けたことで、コンストラクターズポイント
の面では昨年よりも苦戦するという見方とシャルル・ルクレールの実力は低く
見られすぎであり、キミ・ライコネン以上にセバスチャン・ベッテルの速さを
サポートできる存在だという見方に分かれていますが、チームオーダーを出す
ことについてフェラーリの中で方向性が確定していないという話もあるので、
ベッテルの処遇次第では、フェラーリのエンジンがメルセデスを上回っている
という話はあるもののチームとして優勝を取りに行くのは難しいかも知れない
というように見ています。
トト・ヴォルフがもっとも進化していると見ているのがレッドブル・ホンダと
ということで、エンジンのアップグレードが成功しているのは鈴鹿サーキット
で証明されていると見ている元F1ドライバーもいますので、昨年以上に馬力
が積み上げられて信頼性が高まっているとされているホンダのエンジンが現在
のF1チームの中で最高のシャシーを作るとされているレッドブルの新型車に
搭載されれば、メルセデスやフェラーリと対等以上に戦うことが可能であると
見られていますし、そうなることがメルセデスが独り勝ちをしてF1の人気が
下がるよりも良いことだと言われています。
ジャック・ビルヌーブのように、とにかくホンダはルノーと比較しても劣って
いると言い続ける冷静さのない人間も存在はしていますが、大半のチームから
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンはワールドチャンピオンの
候補の一人と言われていますから、あのセナとプロストの時代のようなことは
難しいと思いますが、まずは前半戦で一つは勝つことを期待しています。
期待が高まるレッドブル・ホンダ
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