自分自身が年齢を重ねてくるのに従って、自分よりも年上の歌手が減って
10代、20代の頃に聞いていた人の生歌が聞けなくなってきている現実
を感じることがありますが、松山千春さんや浜田省吾さんなど、私よりも
10歳以上年上でも毎年ツアーを続けている人がいるのは、今後の人生を
充実させるためにとても励みになることだと感じています。
最近の話では私よりも一つ年上の杏里さんが、1978年11月21日の
アルバムデビュー以来、歌手生活40周年を迎えます。(以降、敬称略)
デビュー曲は、尾崎亜美が自身も歌っている「オリビアを聴きながら」で
個人的に、既に「マイ・ピュア・レディ」がヒットさせていた尾崎亜美が
好きだったので、その流れで杏里も聴いて好きになりました。
実際の時期的にはズレがあるかも知れませんが、私が高校生の頃に好んで
聴いていた杏里、尾崎亜美、現在は山下達郎の奥さんの竹内まりやの三人
は外見はともかくとしてよく似た傾向の曲だったように記憶しています。
竹内まりやの「不思議なピーチパイ」を隠し切れない不思議なペチャパイ
と歌っていた高校の同級生がいたことを覚えているので三人ともデビュー
の時期とかヒット曲が出ていた頃はそんなに違わないように思います。
「CAT’S EYE」や「思いきりアメリカン」などシングルヒット曲
もありますが、アルバム全体の選曲や構成などが好きで、アルバム一枚を
曲順を変えないようにダビングして車でのお出かけ用にしていました。
デビューから「思いきりアメリカン」がヒットするまでの間、しばらくは
今一つの時期があったように評価する人がいますが、「コットン気分」や
「エスプレッソで眠れない」とか好きな曲だったので、あまり人気がない
というようには感じていませんでした。
今年は8月に「杏里」というタイトルのアルバムを発表していて40周年
は通過点として来年以降の活動にも意欲的なようですから、久しぶりには
なりますが、来年ぐらいには新たなヒット曲が出るかも知れませんね。
まだまだ末永く活動してもらいたいアーティストの一人です。