報道によればレッドブルのモータースポーツアドバイザーのヘルムート・
マルコとレッドブルのチーム代表のクリスチャン・ホーナーがブレンドン
・ハートレーと今後のことについて重要な通達をしたようだということで
レッドブルのジュニアチームであるトロロッソ・ホンダの来年のシートは
後任として名前が出ている、アレクサンダー・アルボンに交代することを
通告したと見られています。
ブレンドン・ハートレー本人はシーズン序盤と比べて後半戦になって調子
を上げてきていると主張すると同時に、自分自身には来年も契約があると
複数年契約を示唆してはいますが、昨年にはダニール・クビアトも翌年の
契約があっても解雇されているわけですから、違約金を払えばそれで済む
書面上の約束事を強く主張するよりも、結果を出すことに専念することが
最重要だと思いますが、メキシコでもピエール・ガスリーの前に出ること
は出来ませんでしたからね、世界中で20人しかいないF1ドライバーの
シートを維持することは難しかったということになりそうです。
後任とされているアレクサンダー・アルボンは来年以降の三年契約で日産
からフォーミュラEに参戦する契約を結びましたが、F1で走るチャンス
があればF1に行きたいのは当然だと日産のチーム代表が言うほどなので
トロロッソから何らかの見返りを得ることで、契約の解除に応じることは
確実なようですから、実現性はかなり低そうですが一つの可能性としては
ブレンドン・ハートレーがフォーミュラEの日産チームから出走するかも
知れないという見方は出来そうです。
日産と同時期(日産はルノーを引き継ぐので事実上は初参戦ではない)に
BMWが参戦して、2019/20年シーズンからはメルセデスの参戦も
決まっている上、F1を引退したフェリペ・マッサやマクラーレンの解雇
が決まっているストフェル・バンドーンも参戦するフォーミュラEは今年
よりも来年、来年よりも再来年と人気が高まることが予想されています。
東京のお台場で日本グランプリを開催する、という噂話もありますからね
フォーミュラEで好成績を挙げて捲土重来を期するのも良いと思いますし
今後、価値が高まることが見込まれるフォーミュラEの歴史に名前を残す
トップドライバーを目指すのも良いと思います。
ブレンドン・ハートレーは今年で終わりか?
- モータースポーツ