イタリアのチームであるトロロッソですが、ホンダF1のファクトリーが
あるのは英国のため準地元での開催ということで、前回のオーストリアの
レース以上に力の入っていた英国グランプリですが、フリー走行の三回目
が始まって早々にブレンドン・ハートレーがターン6でブレーキをかけた
途端に左側の前輪サスペンションが一気に破壊され、車はスピンしながら
バリアに衝突して大破、予選までに修復不可能な状態になりました。



衝突直後はハートレーの動きがなく心配されましたが、自力で車から出て
歩いてピットまで戻り、その後メディカルチェックを受けた結果、レース
に参加することに問題はないという診断は出ましたが、車が修復できない
ということで、予選は欠場し決勝(最後方グリッド)に出場できるように
モナコGPまで使っていたモノコックに交換して用意されます。