ビルは窓の開閉が出来ず、バルコニーもなかったために内部から助けると
いうことが出来なかった上、無理に窓から助けようとするとアライグマが
驚いて転落する危険性があるということで、なにもできないままでしたが
そんな騒ぎに関係なく、23階まで登ったアライグマは窓の枠のところで
一休みをしてお昼寝をはじめました。
横にずれたら真っ逆さまに転落という危険な状況の中で、お昼寝をすると
いうアライグマに恐怖心はないのかなと思いましたが、特に怖がっている
様子もないので高いところには馴れていたのでしょうか。
ハラハラドキドキの人間たちの気持ちなど関係なく、暗くなって目覚めた
アライグマは25階の屋上まで登り切った後、美味しいキャットフードを
見つけてパクパクモグモグしていたら、それは罠だったということで無事
保護されたアライグマは場所が特定されない森の前で解放されて、自然の
中へ帰っていきました、めでたしめでたしという結果になりました。
23階へ向けて壁を登っている状況のツイートを偶然見て、無事に地上に
降りられるだろうかと心配していましたが、CNNのニュースを見て保護
されて解放されたことを知って安心しました。
性質は荒い熊ですが、見た目は愛嬌のある動物ですから多くの人の注目を
集めて瞬間最大風速的にアイドルになっていました。
同じようなことをヘビとかカエルがやったとしても無視だろうなと思った
もののヘビはともかくとしてカエルは風に乗って飛ぶと思うので、地面に
叩きつけられることなく何もなかったように跳ねていくんじゃないかなと
余計なことも思ったりしました。
ハラハラドキドキアライグマ
- 海外の話題