今年の12月(一部の劇場では先行ロードショーの予定)にエピソード8
「最後のジェダイ」が公開されるスター・ウォーズシリーズですが次回作
で総集編となるであろうと思われていたエピソード9が終わっても、話は
さらに続いていくとして次の10年の構想が練られていることがルーカス
フィルムの社長のキャスリーン・ケネディが明かしました。
元々、ジョージ・ルーカスが創作したのは前期3部作と中期3部作そして
後期3部作の9部作で、撮影と公開は誰もがご存知のように、中期3部作
からスタートとなり、それまでほとんど実績もなかった若い三人の役者が
である、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー
が中期三部作を大ヒットシリーズにしました。
その後、前期の三部作が映画化されたものの中期に出演していた三人には
全く出番がなくて、それなりにヒットはしましたが私的にはスピンオフの
作品と同じように感じられたので映画館までは行きませんでした。
そしてシリーズを締めくくる総集編として「フォースの覚醒」が公開され
「最後のジェダイ」が次に続いて、少なくともスター・ウォーズマニアは
2019年の年末までは新作を観ることが出来ましたが、そういうファン
には最高のプレゼントとなる話でしょうね。
ジョージ・ルーカスが創り上げたスター・ウォーズシリーズにどのような
10年が書き加えられるのかは、全く現時点ではわからないみたいですが
スター・ウォーズがネバーエンディングストーリーになるとは全く想像も
していなかったので、ちょっと驚きという感じです。
前作でハン・ソロが殺されて(今回はゴーストとして出演のようですが)
今度の作品では、ルーク・スカイウォーカーとレイアも命を落としそうな
予告編になっているので今回はともかく、エピソード9までには中期編の
主役であり、スター・ウォーズシリーズ化の基礎を作ったレジェンド達が
一斉に姿を消して、レイやフィンの世代が新たな時代を築いていくことに
なるのでしょうね。
キャリー・フィッシャーは現実として亡くなってしまった上、元気そうな
ハリソン・フォードも70代後半になっていきますからね、シリーズ全体
の中心人物として引っ張り続けるのも無理があるのは事実です。
個人的にはハリソン・フォードは好きな俳優ですが、これからまだ15年
走ったり銃を撃ちあうというのは難しいだろうなと思いますからね。
無理やりストーリーをまとめて9部作で終わるよりも、イメージが膨らむ
のに合わせて新しいエピソードを作り上げていく方が自然に物語の終わり
へと持って行けると思うので、さらに話が続いて行くのは賛成です。