トップガンの続編の公開が決定

トム・クルーズが演ずる、Ｆ－１４戦闘機のパイロットのマーベリックが
友人を亡くすという悲劇を乗り越えて、最高のパイロット・トップガンに
成長する様子を描いてヒットした「トップガン」の続編が２０１９年７月
に公開されるという正式な発表がアメリカで行われました。



「トップガン」が公開された１９８６年以来、続編の製作が話題に上って
消えていくというパターンが続いていましたが、その度ごとにいろいろな
理由が挙げられて、結論としては続編を作るつもりはないのでは？という
見方をされていましたから、公式に発表があったことがちょっと意外だと
感じるぐらい待たされた感じがします。

当時の主力艦載機はＦ１４でしたが、現在は全機退役して可変翼ではない
Ｆ１８スーパーホーネットに代わっていますが、最新型のステルス戦闘機
のＦ３５も海軍に配備されつつあるので、映画の中でマーベリックが操縦
する戦闘機がどちらになるかは現時点ではわかりません。





Ｆ１８の導入時期から考えると、徐々にＦ３５に代替えになるかと思って
いましたが、Ｆ３５の調達費の高騰により、Ｆ１８のフライトシステムを
改修してスーパースーパーホーネットに生まれ変わらせて、今後３０年間
は運用するというような話がありますので、現実に即した話として愛機は
Ｆ１８になる可能性が高いかなとも思います。

前回では若かったトム・クルーズは当然、教官の下についてトップガンと
しての訓練を受けていましたが、３０年以上の年月が経っていますからね
今回は憶測のようにマーベリックが教官として若いパイロットを育成する
という話になりそうな気がします。

ちなみに続編のタイトルは噂通りの「トップガン：マーベリック」となり
監督はトム・クルーズ主演の「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキー
が担当することも確定しています。

前作の空撮や空母からの発艦シーンがとてもカッコ良かったので、今回も
戦闘機が役者以上に主役の存在感を示すかも知れません。

ここで個人的に一つ言っておきたいのは、戦闘機が飛び交い、空戦シーン
がどれだけカッコ良くても、あくまでも映画の中だからという前提があり
実際にパイロットが命のやり取りをする戦争がカッコいいなどとは決して
思いませんし、そんな事態になることを選択するような政治家を、絶対に
認めてはならないと思っています。

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