世界の三大レースの一つに数えられ、アメリカでもっとも有名かつ伝統が
あり、最高グレードの格式を誇るインディ500で、日本人として初めて
優勝した佐藤琢磨が凱旋帰国を果たしましたが、日本メディアの冷淡ぶり
に呆れるやら、情けないやらという感覚を強く持ちました。



佐藤琢磨がインディカーシリーズに参戦したのが2010年。
2013年には第三戦で優勝し、この時でも本来ならば日本のメディアが
日本人初の表彰台として騒いでも良さそうなものでしたが、ほとんど無視
されたような感じで、今回のインディ500の優勝でも、優勝の翌日こそ
ちょろっとニュースで流れたものの優勝者はアメリカのレース史に名前が
残り、世界最高レベルの祝福を受けるなんて説明はありませんでした。