男優賞・女優賞などの演技部門の候補者について、昨年と今年の二年連続
白人のみがノミネートされたことに対して、マイノリティーの側から抗議
と批判の声が相次ぐ事態になったことを受けて、アカデミー賞を主催する
映画芸術科学アカデミーから改革案が発表されました。

現在のアカデミー会員約6000人の構成比として、白人の比率が94%
男性の比率が77%という事実を認め、白人以外のマイノリティーの会員
と女性の会員を二倍に増やすということです。

360人のマイノリティー会員を720人にして、1380人の女性会員
を2760人にすると、比率としては白人の比率が88%、男性の比率が
54%に下がることになりますが、白人の比率はそんなに大差があるちは
思えないですよね。