35年も前のことですから、当然35歳以下の人は知らない出来事ですが
韓国の南部にある光州市で軍事独裁政権に対して民主化を要求した学生や
市民のデモ隊に向けて、同じ韓国人の精鋭である空挺部隊が実弾を発砲し
あるいは棍棒で頭を殴られて154人が殺されました。



その時の様子を歌にした白竜の「光州City」は発禁の放送禁止という
扱いを受け、当時の日本政府が光州事件の首謀者であり独裁政権の大統領
だった全斗煥にいかに気遣いをしていたかということになるわけで、日本
の政府が必ずしも民主主義を重視しているわけではないということを証明
したとも考えられ、現在の政権に対する監視も重要なことだと思います。