原作では全国の佐藤さんが鬼に追われるという話で、原作に基づいて実写
映画化もされていますが、設定を変えて若手女優三人をトリプルヒロイン
に仕立て上げ、全国のJK(女子高校生)が鬼に追われる、という設定で
血まみれ映画が大得意の園子音監督が映画化をした「リアル鬼ごっこ」が
7月11日から松竹系で公開されます。



ヒロインになったのはトリンドル玲奈、篠田麻里子、真野恵里菜の三人。
キャスト全員が女子という、ある意味では異次元の世界ですが、この手の
設定を違和感なく描けるのも園子音監督の手腕だと思います。

正体不明の鬼から逃げ切れるのは…というラストまで、一気にスピード感
を持って話が進むイメージが膨らむ予告編になっています。

しかし…園子音監督の映画って本当に血の雨が降るという感じです。
その割には故・夏八木勲さんが出演した「希望の国」のように原発災害を
淡々と描いたりして、いろいろな演出が出来る多彩な監督なんですよね。



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