F1への復帰が決まり、テスト走行を繰り返しているホンダが東京都内の
本社で、フェルナンド・アロンソとジェンソン・バトンの両ドライバーも
同席して記者会見が行われました。





スペイン・ヘレスのテストではエンジンと電気系統のセッティングが不調
で、フェラーリやメルセデスの100周以上の周回数に対し、ホンダ陣営
は一日に65周が最高という状態であり、開幕までに間に合うのかという
課題が突き付けられた格好になっていますが、F1プロジェクト総責任者
の新井氏は3月の開幕に間に合わせることを明言したということで、次回
のバルセロナでのテストである程度の結果を出してくれそうです。



No.1ドライバーのアロンソ選手は「いつとは言えないが、将来は必ず
世界王者になる」と前向きな返答をしてはいますが、2015年モデルの
フェラーリ、メルセデス、そして中堅のザウバーがかなり良い仕上がりに
なっていますので、復帰して最初の優勝は各国のF1ジャーナリストたち
が予想するように2016年になりそうな気がします。





そんなわけでアロンソ&バトンが、セナ&プロストの記録を抜くとしたら
2016年以降になると思います。

SENNA and HONDA ホンダF1とセナの記憶 (モーターファン別冊)
原富治雄


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