インド・ニューデリーの高級ホテル「ル・メリディアン」で、駐車場係の
ホテル従業員が、宿泊客から預かったランボルギーニ・ガヤルドを駐車場
から玄関前に移動しようとした際に、雨で濡れた路面でスリップして制御
不能状態になり、前の車とコンクリート壁に衝突させて大破させるという
「完全なる不注意」をしたことが世界に向けて報じられました。







車の所有者は建設業の社長で、二年前に5900万円で買った車を従兄弟
が借りてホテルに来ていたというもので、警察側はホテル側に責任がある
と言っているようですが、ル・メリディアンと従業員は責任を否定して、
修理代3400万円の支払いを拒否しているようです。

日本のホテルだとどういうことになるのか、あまり前例もないような気が
しますが、高級車での乗り入れは禁止という駐車場は少なくありませんし
従業員が運転しにくい特殊な車はあくまでも自己責任で駐車して下さいと
いうことになるのではないかと思います。

間に従兄弟が介在しているというのが難しいところで、徹底的にホテル側
に責任を問えない理由もそこにあるのではないかと思います。

個人的には黒笑いといったところかな…。

ランボルギーニ・ガヤルド (NEKO MOOK 1251 ROSSOスーパーカー・アーカイブス 3)


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