現在、唯一のF1パイロットとして小林可夢偉が所属しているF1チーム
ケータハムのオーナー、トニー・フェルナンデス(エアアジアCEO)が
全く戦闘力が向上しないチームを見限って、スイスとアラブの投資家連合
にチームを売却しました。

将来的な展望については明らかにされていませんが、当面は現在の本拠地
から移転せず、チーム運営スタッフ以外の変更も無いとされていますから
小林可夢偉が唐突にチームを離脱するということはなさそうです。

去年まではレッドブルチームの四連覇を支えていたパワーユニットである
ルノーエンジンの不調なのか、メルセデスのエンジンがさらに上の次元を
行っているのかは分かりませんが低迷するルノーエンジン搭載チームの中
でも特に現状で最下位のチームですから、今より下はないものの新体制の
目標は年間ランキングで10位以内という弱小チームとしては厳しい要求
をされていますので、小林可夢偉の責任も重大になります。

とは言うものの、ルールの変更でシーズン途中での大幅な仕様変更などは
出来ませんから現在の車の戦闘力を上げて行くこと自体が至難の業という
感じですからね、来年の去就はどうなるかわからないというのが事実だと
個人的には見ています。

F1 (エフワン) 速報 2014年 6/26号 [雑誌]


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