毎年、今頃の時期の恒例行事となっている、ヨーロッパ・国別対抗歌謡祭
「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で、口ひげを生やした上で女装
をしているオーストリア代表の歌手、コンチータ・ウルストが決勝大会に
進出したことで、ゲイの人格否定に熱心なロシアなどから批判の声が出て
物議を醸しているようです。

男性としてはトム・ノイビルトの名前で歌手として活動し、女装した人格
ではコンチータ・ウルストになるという複雑な人格=性別を持つウルスト
はデンマークのコペンハーゲンで行なわれた記者会見で「私がこのひげ面
の女性を生み出したのは、人は自分のしたいことを何でもできるんだ、と
いうことを世界に示したかったから」だと発言し、女装愛好家から支持を
得られるかと思われましたが、同性愛者のコミュニティーからも「毛深い
女装者」というキャラクターが、自分の性的指向について思い悩む人々を
「おびえさせる」のではないかと指摘され、ウケは良くないようです。







地元のオーストリア国内でも、保守政党の党首から「男か女か分からない
やつは、歌のコンテストではなく精神病院に行くべきだ」と辛辣な言葉を
投げかけられているようで、決して好意的には見られていないようです。

女装はともかくとして、ひげはねぇ~という感じですし、どうせ女装する
のならば、きれいな女性を目指すのが普通じゃないかな?と思えて簡単に
言っちゃうと中途半端ですよね。

剃るなら剃って美人を目指し、残すなら残すで女装は公の場ではしないと
いうのが適切なんじゃないのかな。

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