ミック・ジャガーの恋人として知られるニューヨーク在住のファッション
デザイナーのローレン・スコットさんが、マンハッタンの自宅でドアノブ
にスカーフを巻き付けて首つり自殺を図り、最初に発見したアシスタント
の通報で警察が駆け付けた際には既に意識のない状態で、その場で死亡が
確認されました。

先月行われたロンドンでのファッション・ウィークへの参加を制作の遅れ
を理由に取り止めましたが、約6億円の借金があったことが本当の理由と
という説もあり、予兆らしきものを感じていた周囲の人もいたようです。

アジアツアーの一環でオーストラリアに滞在していたミック・ジャガーは
「非常にショックを受け、打ちひしがれている」状態のために、パースで
予定されている一回目とアデレードの二回目のコンサートは中止になって
25日にシドニーで行われるコンサートが、オーストラリアで開催される
最初の公演ということになります。

亡くなったローレンさんに対して、マドンナやオリビア・ワイルドなどが
追悼のコメントをブログやツィッターで寄せています。

本当の悩みは本人しか解らないことですが、それを打ち明けられなかった
ローレンさんも、打ち明けてもらえなかったミック・ジャガーも辛い結果
になってしまったわけですが、詳細が分からないのでこれ以上は触れない
ようにしたいと思います。

「自殺社会」から「生き心地の良い社会」へ (講談社文庫)
清水 康之 上田 紀行


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