F1GPの開幕戦となるオーストラリア・グランプリで、ケータハムから
出走した小林可夢偉はスタートの直後にウィリアムズのフェリペ・マッサ
に追突する事故を起こしてリタイアしました。

スタートしてすぐの何の障害物もない直線で、追突する直前に車の後から
白煙を上げてカーブを曲がることもなく、フェリペ・マッサを押し退ける
ように追突してセーフティゾーンで停止する様子を見ると、F1のパワー
を制御することが出来ない下手くそのように見えるので、マッサが怒って
小林可夢偉の出場停止を求めるのも理解できます。



ただ、この事故は検証の結果、リアブレーキの故障があったことがわかり
小林可夢偉の力ではどうしようもなかったことがFIA側から発表されて
とりあえずは個人としての責任を取る必要はなくなったと思われます。

とは言うものの、FIAから指摘されたのは技術的に危険な欠陥の修正を
命じられたということなので、出場停止にはならないにしても欠陥修理に
時間がかかって第二戦に出られないという現実的な問題があります、

F1 (エフワン) 速報 2014年 3/20号 [雑誌]


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