1978年のF1ワールドチャンピオンで、ポイント争いを競った実話を
描いた映画「ラッシュ」の日本語版の吹き替えをKinki kidsが
担当することが発表されました。



サーキット以外では女性と過ごすという、典型的なプレイボーイ型人格の
ジェームス・ハントとストイックで冷静な性格からコンピータと呼ばれた
ニキ・ラウダの二人のレーシングドライバーの絡みというのは映画の中で
最重要だと思うわけですが、その吹き替えがKinki Kidsですか
と私は思うわけです。

歌手として役者としてのKinki Kidsに対して問題があるなんて
全く思ってもいませんが、映画の配給会社の「ジャニーズのタレントさえ
起用しておけば、そこそこに稼げるだろう」といった映画を舐めた態度が
いい加減な仕事ぶりに感じられて非常に腹立たしく思います。

最初から吹き替え版を見なければ済む話なんですが、かなり前に吹替え版
のサンダーバードを子どもと観た時の違和感(ジャニーズ事務所のV6が
吹き替えを担当し、ヒット作となることが期待されたものの興行に失敗)
がいまだに残っているため、ジャニーズ事務所のタレントが洋画の吹替え
と聞くと、もっと本気の映画バカに仕事させろよ、とつくづく思います。

Ferrari 312T2&312T3 1977-78 ( Joe Honda Racing Pictorial series by HIRO No.9 )
ジョー・ホンダ 山田 剛久


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