歌手・俳優の福山雅治さんが初めての父親役を演じた「そして父になる」
が、第66回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で、パルムドールと
グランプリに次ぐ審査員賞を受賞しました。

すでにワイドショーでも報じられているように、6年間育ててきた息子が
出生時に病院で取り違えられていたことを知ることによって二つの家族が
葛藤するという物語で、批評家からの評価が高い上、10分以上も続いた
スタンディングオベーションが話題になりました。



家族の繋がりを丁寧に描いた映画の内容がキリスト教の関係者からも評判
も良かったという意見もあって、何かの賞を受賞することは間違いないと
言われていて、予想されていた通りに受賞出来て良かったですね。

この作品には先日亡くなった夏八木勲さんも出演していますから故人への
供養にもなったことと思います。

日本映画magazine Vol.33(OAK MOOK-475) (OAK MOOK 475)


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