2024年・最初の海外は釜山 -5

翌日、残念なことに天気予報は的中して朝から雨。
当初の予定ではジャガルチ市場に行って、焼き魚定食を食べようと考えて
いましたが、傘を差してジャガルチ市場まで歩くのも面倒だし、この日は
慶州まで行く予定なので、体力を温存しておきたいということでホテルの
24階のレストランでモーニングビュッフェということになりました。


写真は撮れなかったので、ホテルの紹介ページからイメージ画像です。

出発時間を9時にしていたので、7時半に24階で集合ということにして上に
行くと順番待ちの列ができていました。
言葉から中国または台湾からの団体の人々でしたが、あまりお行儀の良い
方々ではありませんでしたね。日本の団体の人も時々ありゃ？という人が
いるので、お国柄がどうということではなく人によるということですが。

バタバタとした感じでの朝食だったので写真を撮るのを忘れました。
イカキムチが妙に印象に残っていますが、他はあまり記憶にないです。
9時少し前に1階に降りると、団体の方々は出発済で人は少なかったです。
ドライバーは時間よりも早く着いて、待っていてくれました。
昨日は趙さんでしたが、この日は金さんでした。

鉄道と現地でタクシーだと傘の心配などもありますが、車に傘も用意され
そういう心配がないのがチャーター車の良い点ですね。

途中で激しく降ることもあり、高速道路も空いていたみたいですが、慶州
に着くとさすがに有名な観光地なので、観光バスが多かったです。



最初に向かったのが石窟庵（ソックラム）です。
世界遺産に指定されている新羅時代（景徳王の時代）に創建された寺院で
山の中に切り出した石を積み上げてドーム型の石室が作られ、その中には
本尊、四天王、仁王像などが並べられています。



駐車場から階段を上ると、吐含山石窟庵と書かれた門があり、この門の下
を通って、下り坂を約15分ほど歩くと段差の大きい階段があり、高齢者が
上るにはちょっと厳しくないか？と思いながらも上りました。


提灯は普段はありませんが、お祭り期間のため飾ってあるそうです。

内部の写真撮影は禁止されているので写真は撮れませんでした。
是非とも新羅時代の傑作とされる仏像を観たい人は慶州に行って下さい。


手前の寺院は木造、後方の古墳のような部分が石室になっています。

段差の大きい階段は上がるのも厳しいですが、降りると転げて落ちそうな
感じがして怖いです。新羅時代の人は身長も低かったと思いますが、なぜ
わざわざ歩きにくい階段を作ったのでしょう。
実は現代になっても、石窟庵を作った理由は解明できていないそうです。

門を過ぎてから寺院に着くまでの森の中には、シマリスがたくさん棲んで
いて、晴れていれば姿を見せるそうですが、残念ながら雨のためシマリス
が現れることはありませんでした。

一つ目の世界遺産を見て、次に向かったのが仏国寺です。