帰ろうとして気付きましたが、街から離れているのでタクシーがいません。
日本や韓国のように無線で呼び出しが出来るわけでもなく、運よく通りかかる
タクシーを捕まえるしかありませんが、そもそもタクシーなど通りません。
困った時のGrabも、近くを通る車などありませんということで、後は最終手段
の白タクということで、パークの従業員が友達か親戚を呼んでくれて、行きの
料金よりも1.5倍ほどのお金を払ってホテルまで送ってもらいました。
最近は、書店でもフィリピンのガイドブック(女性向きのるるぶとか)も陳列
されていますが、そういう本を読むとタクシーの初乗りは40ペソでメーターは
必ず使うようにしてもらいましょうとか書いてありますが、マニラのタクシー
でメーターを使うドライバーなんて皆無です。
ましてや、市街地から郊外に出かけたりする時は絶対に事前に料金交渉をして
ドライバーを待たせないと帰りのタクシーなんて見つかりません。
正規の方法を案内するガイド本に実用性はありませんので、少なくともマニラ
とかを旅行する場合は、日系の会社で車をチャーターするのが割高に見えても
安全、確実ですので市内のタクシーで安く済まそうと思ってはいけません。
ジプニーを利用すれば交通費を安く済ませられるなんて書いてあるガイド本も
たまにありますが、ジプニーはマニラの地理が頭の中に入っていて、ある程度
の英語かタガログ語が話せる人が貴重品を持たずに乗るものです。
観光気分で財布や貴重品を持って乗ったりしたら、スリか置き引きか強盗被害
に遭遇するのは、ほぼ間違いありませんのでジプニーは止めるべきです。
ということで、フィリピンを安全に旅行する秘訣を少しだけ付け足したところ
で、ホテルに帰ってからの続きです。
前日の夜にマニラ経由でアンヘレスに到着しましたので、フィリピンでの最初
の夕食ということになりますが、ランチでフィリピン料理は食べたので、さて
何を食べようかということで選んだのが焼肉。
フィリピンで焼肉かよと思うかもしれませんが、一時期はフィリピンの来訪者
の二位は日本人でしたが、現在は韓国人が二位になっていて、特にアンヘレス
は韓国人経営のバーとかレストラン、ホテルが増えています。
ちなみに一位はアメリカ人です。(米軍基地があった関係で、フィリピン人と
結婚している人も多く、定年後はフィリピンとアメリカを往復している元軍人
とかも多いので、アメリカ人は多く見かけます)
そんなわけで、もちろん韓国人に限定しているわけではありませんが韓国料理
のお店とか焼肉店はマニラでも多くなっていますし人気店になっています。
韓国流におかずが大量に並んで、韓国風の茶碗蒸しという感じのケランチムも
ほぼ必ず登場して、後は焼いた肉に味噌をつけて葉っぱで巻いて食べるという
韓国焼肉スタイルが普通になっています。
フィリピンの現地の人が肉を焼いてはさみでカットまでしてくれますが、残念
ながら、肉を切って火を通すタイミングは韓国で食べるよりは下手ですね。
とはいえ、タレもほぼ韓国と同じなので美味しいです。
焼肉ディナーを食べて一旦ホテルに帰って、ちょっと休憩して、アンヘレスの
最後の夜の夜回りに備えました。
2023年・フィリピン旅行 画像紀行-10
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