優勝したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペン。
二着に入ったのマクラーレンのランド・ノリスに約3.8秒の差を付けました。
実際の勝ち方はタイムの差以上に強い勝ち方に見えました。
前半戦というか、カナダGPまでは調子の良かったアストンマーティンでしたが
オーストリアGP以降、予選でも精彩を欠くというか、マクラーレン勢の台頭が
目立ってきていて、アップグレードの効果が出てきているようです。
メルセデスも強気の発言をしてはいましたが、まだマクラーレンを超えている
状況ではないように見えますし、相変わらずジョージ・ラッセルは嫌いです。
※ 個人の感想なので気にしないで下さい。
現時点でノーポイントのドライバーはウィリアムズのローガン・サージェント
とアルファタウリのニック・デ・フリースですが、英国GPではポイント獲得の
一歩手前の11位でゴールしたローガン・サージェントに対して、完走17台中
17着だったニック・デ・フリースは、本格的に俎上に載せられた状況になって
いることをレッドブルの大ボス・ヘルムート・マルコが明言しました。
夏休み前のハンガリーGP、ベルギーGPの内容次第でチームを解雇することを
考えているということのようで、今年のマシンは不出来だとしてエンジニアが
解雇されたぐらいのアルファタウリの事情を考えたら、半年で結論を出すのは
早過ぎるのではないかと思いますが、一介のF1好きな日本のヒトには、なんの
発言権もありませんから、冷たいんじゃないのとしか言えません。
そうは言っても、同じパワーユニットを積んでいるレッドブルは現在11連勝中
ということですからね、マシンの出来がいくら悪くても、レース中に見せ場の
一つぐらいは角田裕毅のように作れよ、という気持ちもあるでしょうね。
次にはダニエル・リカルドが控えているという噂もありますが、レッドブルと
違って、アルファタウリはあくまでも若いドライバーが修行をしてレッドブル
のドライバーにステップアップすることが求められるので、現在F2で参戦中の
ドライバーを昇格させる方向で考えられているようです。
どちらにしても前半戦の残り二戦が、ニック・デ・フリースのアピールの場に
なるわけで、無理をして事故になるようなことがないことを願います。
後、心配なのはセルジオ・ペレスです。
予選ではQ1で敗退し、決勝でも8位と不本意な成績で終わっていて、一時期は
マックス・フェルスタッペンと年間優勝を争うのでは?と言われていたぐらい
だったのに、最近ではアルファタウリのマシンに乗っているぐらいに不安定で
前回のオーストリアGPの時に高熱が出て体調が悪かったというのが、慢性的に
なっていないかが最大の心配事です。
次回のハンガリーGPのセルジオ・ペレスとニック・デ・フリースのレースに
注目したいと思っています。