先週のモナコに続いての連戦になり、来週は一週飛びますが、その後はカナダ
さらに二週間後はオーストリア、イギリスと連戦が続き、7月末からの夏休み
に向けて、今回を含めずに5戦が計画されています。
先週のモナコでポイントを稼ぐことが出来なかったセルジオ・ペレスに挽回の
機会があるか、地元のスペインで今年好調のフェルナンド・アロンソが久々に
優勝することが出来るのか、そして革新的と評価されたものの結果が出なくて
通常のサイドポッドに戻したメルセデスは復活するのか、といろいろな見所が
想定されたスペインGPは、マックス・フェルスタッペンがポールトゥウィンで
今シーズン5勝目、ポイントリーダーとして、セルジオ・ペレスとの差を広げる
ことが出来ました。(レッドブルチームは37ポイントを加算して盤石の首位)
まず予選ですが、現時点では誰も勝てない状態のマックス・フェルスタッペン
が余裕のポールポジション獲得、二番手にはフェラーリのカルロス・サインツ
三番手にマクラーレンのランド・ノリスが久々の上位スタート。
前回のレース(モナコ)までは、レッドブルにプレッシャーをかけ続けていた
アストンマーティンが失速、5番手にランス・ストロール、さら順位が下がり
8番手に、フェルナンド・アロンソということで、2着、3着でコンスタントに
表彰台に上がって、ポイントランキングで3番手のフェルナンド・アロンソが
トップ3に入れないかも知れないという予選結果でした。
モナコではブレーキの不調から、満足に攻めることの出来なかった角田裕毅は
今回も15番手スタートとポイント獲得も難しいグリッドからのスタートになり
チームメイトのニック・デ・フリースよりも下の順位でした。
そして決勝ですが、前述したように優勝はマックス・フェルスタッペン。
予選ではあまり目立つ順位でもなかった、メルセデスのルイス・ハミルトンと
ジョージ・ラッセルが2位、3位に入ってきてマシンの性能が向上していること
を感じますが、まだまだレッドブルのライバルではないように思います。
残念だったのは角田裕毅ですね。
ゴールした時は9位でポイント獲得できたはずですが、後方を走行していた周
(アルファロメオ)の走路妨害としてペナルティ5秒が加算されたために順位
を3つ落として12位で終わりました。
レース自体は予選15番手のスタートでしたが、9番手まで順位を上げ、今回の
マシンのアップグレードが寄与したのか、角田裕毅のドライバーとしての技術
がアップグレードしたかはわかりませんが、ポイント獲得は見えていましたが
ポイント圏外になってしまいました。
次回のカナダGPでは心機一転、ポイント獲得を目指して欲しいです。