レイア姫がハリウッドの殿堂入り

「スター・ウォーズ」のお姫様、キャリー・フィッシャーが、飛行機の機内で
体調を崩して亡くなったのが、2016年のことで、もう7年も前のことになると
いうことに、まず驚きました。（時間の流れがとても速く感じます）



一連の9部作の最終章でも出演予定はあったようですが、8作目の撮影が終了後
（撮影は7月に終わっているので、ロンドンに行っていたのは、映画撮影とは
関係ありません。）ロンドンからロサンゼルスに向かう機内で心臓発作を発症
して、空港から緊急搬送された時には命は取り留めるだろうと発表されました
が数日後に容態が悪化して亡くなりました。

第8作は、あまり評判が良くなかった「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で
酸素のない宇宙を空中浮遊するシーンとか、批判的な意見は多く見かけました
が、そもそもファンタジーであり、ジェダイの騎士の血統を持つ人ですからね
空を飛ぼうが、魔法を使おうが、フォースの力ということで良いじゃない、と
個人的には見ていましたので違和感はありませんでした。

ひとまず最後になった「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」でも
生前に撮影された中から、未使用のカットを使って出演していました。



正直なところ、そんなに美人というわけでもなく「スター・ウォーズ」以外の
出演作で主演を務めているわけでもありませんし、アカデミー賞などの映画賞
とも無縁の女優ではありましたが、「スター・ウォーズ」においてはレイア姫
がいなければ、映画として成り立たない役どころを演じていたのですから当然
ハリウッドの殿堂入りする資格はあったと思います。



ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームは基本的には亡くなった人を顕彰する
という制度ではないと思うので、亡くなってしまったがために、ハリウッドの
「星」を授与されることが遅れてしまいましたが、これでようやく既に「星」
を授与済みのハリソン・フォード（ハン・ソロ）、マーク・ハミル（ルーク・
スカイウォーカー）とハリウッド殿堂入りが出来て良かったと思います。

次回作では、レイの新たな「スター・ウォーズ」の歴史が始まるようですから
一つの区切りとしての受賞なのかも知れませんね。