この秘薬を本気にしている理由とは、オットセイの繁殖時の生態の特徴として
一頭の強いオスが数十頭のメスを従えて、ハーレムという呼ばれる群れを作る
ことから、多くのメスと交尾をするオットセイのペニスには精力増強の効果が
あるのだ！と考えているようですが、その理屈を他の動物に当てはめた場合は
キリンの首を食べたら首が伸びて長くなるとか、動物の中で最速のチーターの
足を食べたら時速100キロ以上で走れる人になれる、ということになりますが
そうならないのは小学生の子だって笑って否定するでしょう。
そんなわけで、オットセイのペニスの粉末を何本分飲もうが効果はありません
が、同じ理由でトラのペニスやサイの角の粉末を珍重する人が存在するために
トラやサイが密猟の対象になっているのは本当に愚かなことです。
なお、オットピンという薬の有効成分とされている、メチルテストステロンは
天然のテストステロンという男性ホルモンに類似したステロイド化合物です。
肝疾患や動脈硬化などの重大な健康リスクが報告され、カナダ保健省では摂取
しないように警告されているものです。
副作用として生殖障害（受精機能の低下）、動脈硬化、男性の乳房の女性化と
いった健康被害が報告されている他、陰茎肥大、持続性勃起などの精力剤的な
部分もありますが、継続使用すると睾丸委縮、精子減少といった不具合が発生
することがわかっています。筋肉増強作用があるためアスリートが使用すると
ドーピングになり資格停止になります。
乳がんの抗がん剤としても使用されている強い作用のある薬品ですので、一般
の精力剤としては認可されませんので、健康食品として販売されています。
要するに法の抜け道を利用して売られている闇商品のようなものなので、安易
に購入すると肝機能障害で命を縮めます。
アラスカ原住民の犯人は生のペニスをアジア系の顧客に1本100ドルで販売した
として告発され、懲役1年、または2万ドルの罰金ということになりました。
オットセイを100頭も殺して懲役1年というのは納得性がありませんが、それは
されとして、それ以上にダメだなと思うのは、この手の事件があると購買者は
いつもアジア系なんですよね。
もっと細かく言うと、中国・韓国・日本の三つの国のどこかの国なんです。
一昔前に東南アジアに出かけてセックスアニマルと呼ばれたのが日本人。
今、同じようなコトをしてフィリピン、タイで要注意人物なのが韓国人。
そして、一番ケチなのに一番しつこいと言われる中国人。
どうして、これら三か国の男達はそんなに絶倫にこだわるんでしょうね。
自分自身も日本人ですし、女性に対して恋愛感情は持ち続けていますが、絶倫
と呼ばれることに憧れの気持ちはありませんし、より多くの女性とより多くの
回数の交わりを期待しているわけでもありませんので、怪しげな秘薬で絶倫に
なりたいという願望はありませんので理解の範囲を超えています。
最近、LINEの広告でやたらと性力（精力）アップで年下妻が大満足という広告
が入ってくるので、何故なのかを調べたら昭和34年から昭和38年生まれの男性
という属性で、集中的に広告が配信されているみたいです。
男の更年期を過ぎて、年齢的に性的な欲求はあっても思うように如意棒が固く
なったりしないということで、動揺する年齢がこの辺りなんでしょうね。
気持ちは分からなくもないですが、広告に書いてあるようなマカとか亜鉛とか
後、胃腸薬のエビオス錠も効果があるみたいなので、オットセイとかトラなど
絶滅危惧種の動物ではない原料の物を選んでいただければと思います。
広告の頻度からすると悩みを持つ人が多いのか、実際に効果があるのか詳細は
わかりませんが、広告効果があるということだと思うので、絶倫願望というか
男性週刊誌でよく取り上げられている「死ぬまでセックス」という煽り言葉に
影響を受けている人は意外に多いのかも知れませんね。
マカで絶倫？LINEの広告がしつこい
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