F1-grand prixの前半の最終戦、ハンガリーGPが7月31日に開催されます。
先回のフランスGPでは、リードを保っていたシャルル・ルクレールが単独ミス
でクラッシュしたことにより、マックス・フェルスタッペンが優勝しましたが
ルクレールに起きたことは逆にフェルスタッペンにも起こりうることですから
前半の最終戦をどのように締め括るかが決まる重要なレースになります。
去年はボッタスがやらかしましたね。
ハンガリーのハンガロリンクは、オーバーテイクの機会が少ないコーナー多め
のコースなので、予選で出来る限り前列からスタートすることが重要になると
いうことで、予選は白熱したタイムアタックになることでしょう。
マックス・フェルスタッペンは、運転が楽しく好きなコースだと考えていると
いうことなので、サマーホリデーを楽しく過ごすためにも全力で優勝を目指す
パフォーマンスを見せてくれるでしょう。
昨年はこんな場面もありました。ルイス・ハミルトンの一人旅です。
ハンガリーとの時差は7時間で、7月31日の決勝のスタート時間である15:00は
日本時間では22:00なので、いつものTwichでも真夜中まで起きていなくても
見ていることが出来そうです。
話は変わって、このレースを前に少々、残念な発表がありましたね。
ザウバーからデビューして、トロロッソで初優勝、レッドブルでは4年連続で
ワールドチャンピオンを獲得し、フェラーリで6年を過ごした後、去年からは
アストンマーティンから出走しているセバスチャン・ベッテルが、2022年の
シーズン終了後の引退を発表しました。
レース終了後にグランドスタンドで清掃員やボランティアと一緒にゴミ拾いを
したり、家族との時間が一番大切だとインタビューに答えたりして、一昔前の
F1ドライバーとは全く違う（現在のドライバーは、家族の話をしたりする人は
普通ですが、一昔前はレース毎に違う女性を連れ歩いたりして社会人としては
あまり好感を持たれない人もいました）ものの、現在のF1ドライバーの中では
もっとも多くの人からリスペクトされているドライバーだと思います。
トップレベルのマシンからすれば、見劣りのするアストンマーティンに移籍し
最高位でも2位（2021年アゼルバイジャン）の成績ですが、それでもマシンや
チームクルーを悪く言うようなこともなく、それでもFIAの裁定やレース運営
には厳しい目を向ける正論が言えるドライバーとして、まだ残って欲しい人だ
と思いますが、家族との時間を大切にするために引退するという人を止める人
はさすがにいないですね。（日本のバカ社長なら言いそうですけどね）
鈴鹿サーキットを走るのも今年で最後ですから、鈴鹿まで行きたいところでは
ありますが、あのセレブな入場券はちょっと手が出ませんので、無事にレース
が終わるように、Twichで見たいと思います。