というような感じで、さんざん「沽券に関わる」の説明をしながら、タイトル
は「股間に関わる」になっているので、変換間違いなのでは?と思われた方も
いらっしゃるかも知れませんが、コロナに感染すると男性は「沽券に関わる」
ことがあるかも知れませんが「股間に関わる」のも事実のようです。
どういうことかというと、男性のシンボルとされている部分、日本語で生物的
に表現すると陰茎、英語ならペニスと呼ばれる部分が、新型コロナウイルスに
感染すると男性の約10%の割合で、ペニスの長さが約3.8cm短くなったという
報告がされていて、それは一時的なことではなく血管が損傷することによって
一度その症状が出たら一生治らないみたいです。
日本人の勃起時の平均サイズは15-18センチの間とされているので、25%ほど
ペニスが短くなるわけで、そりゃ男性の股間に影響があり、精神的な部分でも
男性の沽券に関わる由々しき問題になりつつあります。
女性は分からないかと思いますが、勃起していない状態の時のサイズは元々が
血液の作用とは関係ないので例えば5cm程度のペニスであっても、それ以上
縮むことはありませんが、勃起時に約4センチ短いのは確実にわかります。
では、何故そうなるのか?なんですが、血管内皮機能障害という立派な名前の
症状が出るわけで、血管の内側に入り込んだウイルスが血管の内壁を損傷して
機能が低下(この場合、勃起中枢の命令を受けた際に海綿体であるペニスの中
に血液が入り込んで、海綿体を膨張させる機能)することにより、性的な興奮
状態になってもペニスが勃起しない、単純に言えばEDの状態になるわけです。
4センチ分の血液がペニスに入り込めないために、ペニスの硬度が保てないと
いうことになれば男性は「股間に関わる」上に、「沽券に関わる」ことになる
わけですから、女性が考えるよりも(二人の愛情交換の場であるわけですから
女性も当事者とも言えますね)大きな問題と言えます。
大きければ良いわけではないのは当然で、大き過ぎるのは痛いから嫌だという
意見は普通にありますから、あくまでも普通サイズの話です。
長さが5センチあれば、女性を妊娠させられる能力は発揮できる、とされては
いますが、それは勃起しても5センチの場合であって、固く勃起しない場合は
挿入することも出来ないので、これから子供が欲しい人には深刻な問題です。
後遺症の部分も含めて、新型コロナウイルス感染症に確実に対抗できる薬品が
より早く開発されることが重要になっていますね。
コロナ感染で男性の股間に関わる後遺症
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