お餅の事故で亡くなる人も割と多いんですが、階段の転落死とか入浴中の溺死
とか家庭内で起こるのは珍しいような事故でも一年間で約400人ぐらいが命を
落としている計算になるので、死因のトップ３を心配するのと同じく、家庭の
事故にも注意が必要なのが現実です。
ちなみに日本の死亡者の死因のトップ３は循環器系疾病（心筋梗塞・狭心症）
か脳血管系疾患（脳梗塞・脳出血）、悪性新生物（各部位の癌）です。
これはズーッと変わっていませんが、その主因は以前は成人病でしたが、現在
は呼び名を変えて生活習慣病と呼ばれている、糖尿病、高血圧、肝機能障害の
三つというのも過去から延々と変わっていません。
これらの死因に比べれば遥かに割合は少ないわけですが、性行為の最中に唐突
に亡くなってしまう、いわゆる腹上死も日本国内だけでも年間350-400人程度
の犠牲者が出ていて毎日一人以上の割合になっていると推定されています。
どうして推定なのかというと、あまり外部に知られて嬉しい理由でもないので
隠してしまうわけです、死亡の原因は死亡診断書に書く必要は無いので、死因
として急性心不全と書かれていれば周囲は納得しますから、その急性心不全に
至った理由までは説明は求められませんからね。
女性と肌を合わせることに無常の喜びを感じるようなタイプの男性にとっては
理想的な死に方かも知れませんが、相手の女性にしてみれば、つい今まで自分
の上に乗っかって、快楽の頂点へと向かっていた人が、突然脱力して全体重を
かけて動かなくなってしまったら、逃げも隠れも出来なくなります。
最悪な場合だと逝ってしまった瞬間に、イってしまって（射精してしまって）
子供が出来たなんてことになったらドラマみたいな話です。
統計上、腹上死に到る事例は以下のような場合が多くなっています。
死ぬのは95％が男性、女性の場合には稀。
高血圧、糖尿病、心臓・循環器系に持病があって、激しい運動の制限がある人
常備薬を使っている人よりも、疾患がありながら医師の指導の通りに薬を飲用
していない人の方が危険リスクは高い。
妻（奥さん）が相手ではなく、浮気・不倫などの愛人、情婦、若い女性の買春
など、隠れて会っている上に年齢差などが大きく、興奮の度合いが高いと推測
される場合に致命的な発作が起こりやすい。
さらに不幸なのは、不倫や売春のような場合は相手の女性も自分の保身のため
ホテルなどに置き去りにして逃げてしまったり、着衣を整えてから通報をする
ために、対処が遅れて助かる命も助からなくなってしまうことになります。
腹上死とは言いながらも、いわゆる正常位の場合に限られているわけではなく
女性が上になっている場合も起こりえることなので、腹下死とか尻下死という
状況の場合もあります。時には女性が腹下死になる場合もあります。
いづれにしても激しく動いて、心臓に負担がかかる状況で性行為を行っている
時の射精の間際とか、射精と同時に、心筋梗塞やくも膜下出血などを起こす例
が多いと推測されているので、心当たりのある方は、あまり激しく動かないで
二人が交わり合っている心の満足を優先するのが大切なんじゃないかな。
統計上では意外に多い腹上死
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