2022年のF1開催地が暫定ではありますが発表されました。
今年と同じく23戦（今年は、シンガポールや日本など中止になったレース数が
あるために全戦は開催されていませんね）で、初めてのサーキットもあるので
お客さんは盛り上がるかな。
来年は当初予定ではエンジン自体の規定も変わるはずでしたが、コロナ感染症
の影響はチームクルーのみならず、ドライバーも感染したりしていたので開発
に取り組むことも難しかったということで、開発は凍結されました。
ただ、シャシーの規格が変わって、タイヤも18インチのホイールになることで
タイヤの寿命にも影響が出ると思うので、タイヤマネジメントの方法も革新が
必要になりそうで、F1を見る方にも新しいレギュレーションを頭に入れておく
ことが重要になりそうな気がします。
それじゃ、2022年のカレンダーを見てみましょう。
3月20日 F1バーレーンGP （サヒール）
3月27日 F1サウジアラビアGP （ジェッダ）
4月10日 F1オーストラリアGP （メルボルン）
4月24日 F1エミリア・ロマーニャGP （イモラ）
5月8日 F1マイアミGP （マイアミ）
5月22日 F1スペインGP （バルセロナ）
5月29日 F1モナコGP （モナコ）
6月12日 F1アゼルバイジャンGP （バクー）
6月19日 F1カナダGP （モントリオール）
7月3日 F1イギリスGP （シルバーストーン）
7月10日 F1オーストリアGP （シュピールベルク）
7月24日 F1フランスGP （ル・カステレ）
7月31日 F1ハンガリーGP （ブダペスト）
8月28日 F1ベルギーGP （スパ・フランコルシャン）
9月4日 F1オランダGP （ザントヴォールト）
Dutch Zandvoort 2021.9.6
9月11日 F1イタリアGP （モンツァ）
2021.9.16 Monza
9月25日 F1ロシアGP （ソチ）
10月2日 F1シンガポールGP （シンガポール）
10月9日 F1日本GP （鈴鹿）
10月23日 F1アメリカGP （オースティン）
10月30日 F1メキシコGP （メキシコシティ）
11月13日 F1ブラジルGP （サンパウロ）
11月20日 F1アブダビGP （アブダビ）
代替的な存在だったイモラが正式にカレンダーに復帰した他、アメリカの複数
レースとして、地元で賛否が分かれていたマイアミが加わりました。
アメリカの中でもトップレベルのリゾート地ですからね、大規模かつ華やかな
演出が期待されていると思います。
逆に2021年のカレンダーにありながら、新型コロナ感染症の影響でキャンセル
になった中国（上海）やベトナムは、2022年のカレンダーから消えました。
上海は復活が計画されているみたいですが、ベトナムは地権者がサーキットの
土地の返却を求めて訴訟の準備を進めているという話がありますから、今後も
復活はないような感じですね。
地権者からすれば年に一度のイベントのために土地を貸し、さらにその土地で
実際に開催されたことがないわけですから、賃貸料も期待できないということ
ですからね、整地して返せという主張に裁判所も同意すると思います。
一昨年までのように7月31日から8月28日まで約一か月のサマーバケーション
ということで、この休み前に余裕を見せているチームがあれば、そこが優勝に
一番近いのは間違いないでしょうが、一か月の間にドライバーが交代する場合
もあったりして、そういう場面も見られることになるかも知れません。
来年こそはコロナ禍が終わって一年間スケジュール通りの転戦が出来るように
なることを切実に望んでいます。