人類はあらゆる病気を克服することで寿命が100年を超えるという話を子供の
ころに聞いたことがありますが、実際のところ体が元気で食う寝る遊ぶが満足
に出来るならともかく、体の節々が痛くて、記憶はところどころ飛んでいると
いう状態で100歳まで生きて幸せか?というのもまた子供の頃に思いました。



ただ、いわゆる平均寿命の75歳ぐらいで、それまでぐらいなら頭も身体も年齢
相応に不自由な部分はあるけど、人生を楽しむことは出来るのが現代の医学の
レベルかと考えたら、これまた同年代どころか、20歳ぐらい年下の人が普通に
亡くなっているのが現実で、人が元気に平均寿命まで生きることは意外に難儀
なことだと60歳近くになってくると思うものです。