スタート直後の第一コーナーで、2番手スタートのバルテリ・ボッタスが5番手
まで順位を落とした挙句、4番手から先行したランド・ノリスに追突し、追突
されたランド・ノリスは玉突き状態で、マックス・フェルスタッペンの側面に
衝突するという多重事故が発生しました。
追突したバルテリ・ボッタスはコントロールを失い、3番手まで順位を上げた
セルジオ・ペレスに衝突し、さらにその後ろではランス・ストロールが直前の
シャルル・ルクレールに追突しました。
追突したバルテリ・ボッタスはコントロールを失い、3番手まで順位を上げた
セルジオ・ペレスに衝突し、さらにその後ろではランス・ストロールが直前の
シャルル・ルクレールに追突しました。
この事故によって最初に事故の原因を作ったバルテリ・ボッタスがリタイヤし
巻き添えのシャルル・ルクレール、ランス・ストロール、セルジオ・ペレスも
リタイヤして赤旗中断になりました。
中断中にランド・ノリスもリタイヤし、再スタート後のピットではピットイン
のために進入してきたニキータ・マゼピンの前輪にピットアウトしようとした
キミ・ライコネンのリアタイヤが当たったため、ニキータ・マゼピンは前輪が
曲がってしまったためリタイヤしました。
再スタート後はエステバン・オコンが先頭で、セバスチャン・ベッテルが追走
それ以降は、カルロス・サインツ、ルイス・ハミルトンというのが40周目
マックス・フェルスタッペンは、前を走るダニエル・リカルドをパスするのに
手こずってポイント圏内に入るのがギリギリという状況でした。
ピエール・ガスリーと角田裕毅は6番手、7番手を堅守していて善戦しています
が、今回はレッドブルはスタートのトラブルの最大の被害者です。
バルテリ・ボッタス、なにやってんだよ。
波乱のスタートをしたハンガリーGPで優勝したのはエステバン・オコン
エステバン・オコンは初優勝です。二位には、アストンマーティンに移籍後の
最上位になったセバスチャン・ベッテル、三位にルイス・ハミルトンが入って
四位にカルロス・サインツでした。
ピエール・ガスリーが6位、角田裕毅が7位に入ってポイントを稼ぎました。
マックス・フェルスタッペンは10位でノーポイントは避けられましたが、今回
スタートが良かっただけに、もう一回書きますが、バルテリ・ボッタスの追突
は、かなりいただけませんでした。あれじゃレース妨害だよ。
※バルテリ・ボッタスは、次レースで5グリッド降格が決まりました。
いつものようにTwitchで実況を見て、レース結果を書きましたがレース終了後
セバスチャン・ベッテルがコースの途中でマシンを停止させたため、規程燃料
が不足しているというレギュレーション違反の疑いにより燃料チェックが実施
され、規程上レース終了後に1リットルの燃料を残さなければならないところ
300mlのみしか残っていなかったことからレギュレーション違反で失格となり
完走した全てのドライバーが昇格し、ピエール・ガスリー5位、角田裕毅6位
マックス・フェルスタッペン9位が確定しました。
セバスチャン・ベッテル自身には全く非がないことで失格になり、とても残念
な結果になりましたが、アストンマーティンチームは失格の無効を訴える意向
ということで、正確には確定はしていません。
ただ、アストンマーティンチームのクルーに対してマシンのタンクから燃料を
抽出する機会が与えられたものの、必要量の採取が出来なかったみたいなので
裁定が撤回される可能性は低そうです。