天龍源一郎さんが心臓の病気で入院

全日本プロレスの故・ジャイアント馬場、新日本プロレスのアントニオ猪木と
いう日本のプロレス団体の黎明期を作ってきた二人に唯一ピンフォール勝ちを
したプロレスラーとして名前が挙がる天龍源一郎さんが「うっ血性心不全」と
いう病気の診断を受けて3月19日から入院しています。



元々は相撲界でデビューして、四股名が天龍だったのでプロレスに転向しても
天龍を名乗ったわけですが、相撲の修業時代には天龍という四股名が競走馬や
中華料理店のイメージで嫌だったみたいです。

引退したのが2015年11月15日で、奥さんが病気になって自分が支える番だと
思ったのが引退の理由だとしていますが、引退した当時でも65歳でしたからね
体力的にもきつかったんじゃないのかなと思います。

プロレス時代に好敵手だった長州力さんとは、テレビ番組やYouTubeで共演を
して「滑舌の悪さ」を競ったりして、プロレスラーの天龍源一郎とはまた違う
いい味を醸しだしていて、最近では山田水産（鹿児島県のウナギやししゃもが
メインの水産加工会社）の商品キャンペーンで、サバ対決（サバカツ＝長州力
応援団長と、サバ照り焼き＝天龍源一郎応援団長）のコラボレーション企画に
出演したりしていました。



なお、「うっ血性心不全」という言葉ですが、心不全いうのは病名ではなくて
心臓の機能がうまく働かず、血液循環が滞ってしまっている状態を指している
表現で、臓器や血管に血流の流れが悪くなっている（この状態が、うっ血）と
いうことで、天龍さんの場合も、動悸、足の浮腫み、息切れなどの体調不良が
あったため検査をして診断されたもののようです。

緊急性はあるものの命に別状はなく、一定期間の安静のために入院したという
説明を所属事務所の社長で娘さんの嶋田紋奈さんが出していますので、治療が
進んで体調が戻ったら退院されると思われます。ゆっくりと療養してまた活動
を再開されることを待っています。