大半のドライバーというか、逆にメルセデスだけがドライバーが未確定なまま
年を越して、昨年に契約を更新していたバルテリ・ボッタスのチームメイトが
決まらないままでしたが、ようやくルイス・ハミルトンと契約更新をして全て
のチームのドライバーが確定しました。
ルイス・ハミルトンは年俸50億円に加えて、レーシングスーツの広告スペース
を自由に販売することが出来るという条項もついているという破格の条件での
契約更新という噂話になっていますが、メルセデス側もルイス・ハミルトン側
も契約の詳細については公表していないので、実際の年俸や付帯契約の本当の
中身は当事者以外は誰も知らないというのが実際のところです。
確定したドライバーは以下の通りです。
メルセデスF1
44．ルイス・ハミルトン 残留
77．バルテリ・ボッタス 残留
フェラーリ
16．シャルル・ルクレール 残留
55．カルロス・サインツ 移籍（マクラーレンから）
レッドブル
33．マックス・フェルスタッペン 残留
11．セルジオ・ペレス 移籍（レーシングポイントから）
アルピーヌ（2020年まではルノー）
14．フェルナンド・アロンソ 復帰（マクラーレンで引退）
31．エステバン・オーコン 残留
マクラーレン
3．ダニエル・リカルド 移籍（ルノーから）
4．ランド・ノリス 残留
アルファタウリ・ホンダ
10．ピエール・ガスリー 残留
22．角田裕毅 新人（F2からステップアップ）
アストンマーティン（2020年まではレーシングポイント）
5．セバスチャン・ベッテル 移籍（フェラーリから）
18．ランス・ストロール 残留
アルファロメオ
7．キミ・ライコネン 残留
99．アントニオ・ジョビナッツィ 残留
ハース
47．ミック・シューマッハ 新人（F2からステップアップ）
9．ニキータ・マゼピン 新人（F2からステップアップ）
ウィリアムズ
63．ジョージ・ラッセル 残留
6．ニコラス・ラティフィ 残留
昨年の最後列争いはハースとアルファロメオ、ウィリアムズでしたが、今年も
同じく、この3チームが最後方グループになりそうですね、特にハースは資金
が乏しい上に、新人二人ですからね、いくらミハエル・シューマッハの息子で
あっても、マシンとチームの戦闘力が低ければ上位には行けないでしょうね。
同じくフェラーリのエンジンを積むアルファロメオではなく、何故、ハースに
将来のエースドライバーを委ねたのか、フェラーリの真意が知りたいです。
そのハースでデビューする、もう一人のルーキーのニキータ・マゼピンですが
F2で走っていた頃から素行の悪さは有名で、F1デビューが決まった後からも
Instagramに不適切な動画を投稿して物議を醸した上、ミック・シューマッハ
は倒すべき敵だと公言したりして、今年の最終戦までハースに残留しているか
も怪しい感じだなというように見ています。
今年のドライバーが確定して、誰が優勝候補でしょうか？と見た場合、やはり
ルイス・ハミルトンなんだろうな、というのは誰でも考えると思いますし多分
そうなると思いますが、ルイス・ハミルトンが2020年でF1を引退する意向が
あるという話もありましたから2021年が最後になるかも知れません。
新しいレギュレーションでスタートする2025年までは残念ながらメルセデスの
独壇場だろうね、という予測は出来ますが、2022年以降のドライバーは規定と
見られているマックス・フェルスタッペンかも知れないし、コビッド19に感染
してルイス・ハミルトンが欠場した時に代役を務めたジョージ・ラッセルかも
知れませんね。（あくまでも憶測ですが）