2020年に念願のF1開催を予定していながら、パンデミックの広がりによって
開催がキャンセルになったベトナムGPは、5月2日に暫定的に開催予定という
ことにはなっていますが、こちらもベトナムの国内事情によっては注意になる
こともあるという注釈付きでの日程になっています。
というようなことで、いくつかの開催場所が延期になったり変更になったため
開幕戦はどうなるの？ということになるわけですが、今年の合同テストは例年
行われているスペインのカタルーニャではなくバーレーンに変更になった関係
で、各チームが大掛かりな移動をしなくても良いように、テストの開催地での
開幕戦ということになりましたので、開幕戦はバーレーンです。
第二戦の予定だったバーレーンが開幕戦に繰り上がり、第三戦の中国はイモラ
に変更になって第二戦ということになります。
バーレーンからイタリアのイモラに移動して、その次は現時点では未定ですが
次週にはスペインのバルセロナ＝カタルーニャサーキットとなっていますから
アラブからヨーロッパへ移動して、未定になっているベトナムかポルトガルで
レースですから、もしもベトナムならば去年並みのタイトかつハードな日程に
なっているのですが、現時点でどうなるかはわかりませんね。
日本GPは10月10日に鈴鹿サーキットで、いまだに意味不明な「2050年までに
カーボンニュートラルの達成」という表向きの理由（コロナ禍で経済が不振と
言われている中で、トヨタとホンダは自動車業界では勝ち組なので、経営難と
いう見方は当てはまりません）で、ホンダがF1との関係を打ち切る最後の年に
なりますから、鈴鹿サーキットでの開催は中止にならないことを期待します。
F1を一時休止ではなく、停止すると発表しているのですから未来永劫ホンダが
復帰することは無いわけで、10年後、20年後の社長がホンダの原点はレース
だと言おうが、ホンダのチャレンジは終わっているわけですから、今後の社長
にも首枷を付ける発言をした現経営陣は、死んだ後は天国の本田宗一郎さんに
怒鳴り散らされることでしょう。未来の夢を現時点で摘んでしまった現経営陣
はとんでもない決断をしたわけですよね。残念至極であります。
今年は危険なクラッシュが無い年になると良いですね。
という話はともかく、今年の改訂版カレンダーを張り付けて、この記事は終了
させていたただくようにします。
開幕戦 3月28日 バーレーン （サヒール）
第2戦 4月18日 イタリア （イモラ）
第3戦 5月2日 未定（ベトナム 又は ポルトガル？）
第4戦 5月9日 スペイン （バルセロナ）
第5戦 5月23日 モナコ （モンテカルロ）
第6戦 6月6日 アゼルバイジャン （バクー）
第7戦 6月13日 カナダ （モントリオール）
第8戦 6月27日 フランス （ルキャステレ）
第9戦 7月4日 オーストリア （シュピールベルク）
第10戦 7月18日 イギリス （シルバーストン）
第11戦 8月1日 ハンガリー （ブダペスト）
第12戦 8月29日 ベルギー （スパ ・フランコルシャン）
第13戦 9月5日 オランダ （ザントフォールト）
第14戦 9月12日 イタリア （モンツァ）
第15戦 9月26日 ロシア （ソチ）
第16戦 10月3日 シンガポール （マリーナ・ベイ）
第17戦 10月10日 日本 （鈴鹿）
第18戦 19月24日 アメリカ （オースティン）
第19戦 10月31日 メキシコ （メキシコシティ）
第20戦 11月14日 ブラジル （サンパウロ）
第21戦 11月21日 オーストラリア （メルボルン）
第22戦 11月28日 サウジアラビア （ジャッド）
第23戦 12月1日 アラブ首長国連邦 （アブダビ）