スポーツ選手、その中でも世界でファンの多いメジャースポーツの場合は人気
に比例して年俸も多額なわけで、サッカーやテニス、ボクシングなどの競技は
特にスポンサー料なども含めると100億円を超える人もいますね。
モータースポーツの頂点であるF1ドライバーも、日本では今一つ(メディアの
報道の仕方も悪いと思いますけどね)ですが、特にヨーロッパでは人気のある
レースカテゴリーのスポーツ選手なので、年俸も高額です。
2020年にレギュラードライバーとして参戦した中では、やはり総合優勝7回の
ルイス・ハミルトンは別格レベルで、優勝ボーナスやスポンサー料を除いても
約58億5,000万円の年収があります。
二位はレースでは存在感を出せませんでしたが、過去のワールドチャンピオン
としてのプレミアと知名度などにより、セバスチャン・ベッテルが約43億円の
年収を得ていましたが、来年からはアストンマーティンに移るので、移籍契約
も含めると来年はさらに加算されそうな感じです。
三位には来年からは、ルノーからマクラーレンに移籍するダニエル・リカルド
が約25億円で続き、マックス・フェルスタッペンは四位で約20億円です。
ホンダエンジンを使用しているドライバーでは、アレクサンダー・アルボンが
約2億5,000万円、ピエール・ガスリーが約1億2,500万円とかなり少ない金額
で、ダニール・クビアトは約9,500万円とさらに少ない年俸です。
アレクサンダー・アルボンはリザーブ待遇になるので、2021年は減俸になる
と思いますが、ピエール・ガスリーは優勝もしているのでアップかな。
他人様の年収をいくら計算しようが、なんの得にもならないのですが、世界を
回って、命がけでレースを戦っていても、F1ドライバーの年俸は一部のトップ
クラスのドライバー以外は、そんなに高額でもないことがわかりますね。
メルセデスはルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスで、約7億円の年俸が
必要であるのに対して、年間最下位のウイリアムズは、ジョージ・ラッセルと
ニコラス・ラティフィの二人で約1億9,000万円ですからね、それが最高位の
チームと最下位のチームの差とも言えるのかも知れません。