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2020年・墓碑銘 国内編 [訃報・追悼]

国内でも今年は2,000人以上の方々が、新型コロナウイルス感染症で亡くなる
という状況にあり、それに比例するように著名人の方でも亡くなっている方が
いますし、先の見えない不安の影響と思われる原因が特定できないことで自ら
命を絶つ人がいたり、自分の身の周りのイライラを八つ当たりとして著名人の
SNSに誹謗中傷や脅迫のコメントを入れて自殺に追い込む軽い気持ちの殺人者
が目立ったのも今年でした。

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精神分析の専門家からすれば、日常生活の中で自分でコントロールが出来ない
抑圧や怒りの感情を溜め込んでいる人間は発散する相手として、有名人は最も
利用しやすい相手だと認識しているようで、些細なことでも激しい言葉で罵倒
し、目の前にいたら言えないような言葉をあえてぶつけて追い込むことで不満
を解消して留飲を下げるという人間が今回のコロナ禍のような、目に見えない
不安が拡大すると現れてくるみたいで、何らかの規制は必要でしょう。


今回はその話に深入りする気はなく、2020年に亡くなった国内の著名人の話
を書くという方向で進めて行きます。

1月17日 高木守道さんが急逝心不全のため78歳で亡くなりました。
「1番高木が塁に出て」の「燃えよドラゴンズ」の最初の歌(昭和49年)の頃
中日ドラゴンズの名手(守備はセカンド)だった高木守道さんは、ドラゴンズ
の歴史の中で、最高のセカンドだと思っています。



3月29日 志村けんさんが新型コロナウイルスのため70歳で亡くなりました。
わざわざ説明をするまでもなく、元ザ・ドリフターズのメンバーでは最年少の
日本を代表するコメディアンの一人でした。



4月23日 岡江久美子さんが新型コロナウイルスのため63歳で亡くなりました
勝手ながら身内に岡江久美子さんに似ている人がいて他人事とは思えなかった
ということで、亡くなった時の驚きはかなりのものでした。
日本の不真面目な政治家と国民不在の官僚が多くの人の助かるはずだった命を
奪ったのが、この頃のコロナ対応だと思っています。



5月23日 木村花さんが22歳で自殺により亡くなりました。
テレビ番組の内容に対して誹謗中傷があり、それによって追い詰められた結果
ということになっていますが、テレビ番組を見て創作だと理解できないバカも
相当なものだとは思うものの理解できないバカが観ているという前提で番組を
作らなかったフジテレビの罪は重いと思いますが、フジテレビは今になっても
他人事のように誹謗中傷で逮捕された男のニュースを報じていますよね。
フジテレビの関係者についても逮捕してしかるべきだと思います。

8月10日 渡哲也さんが肺炎のため78歳で亡くなりました。
「西部警察」の大門刑事部長、「大都会」の黒岩刑事は永遠に不滅です。
言いたいことはそれだけ。



9月27日 竹内結子さんが40歳で自殺のため亡くなりました。
NHKの朝ドラ「あすか」の頃からのお気に入りで、ずっと好きな女優でした。
「黄泉がえり」とか「いま、会いにゆきます」など、あの世から帰ってくると
いう映画の出演もあり、本当に帰ってきて欲しいです。とても残念です。



他にも多くの人が亡くなり、えっ…と言葉を失うことも多かった一年でしたが
もっとも大きな衝撃は一緒の職場で働いていた人が突然死したことです。

土曜日に普通に会社であって、次に会うのは月曜日だね、と言って別れた後で
日曜日に倒れて意識不明になり、数日後に亡くなりました。
急性くも膜下出血で、病院に搬送された時点で医師は治療を諦めました。
人間は儚くも脆く、明日が確実に来る保証は無い現実を思い知りました。

少しでも、いつもと違う過去にない体調の悪さを感じた時は、みなさんも病院
に行って診察をしてもらうというように心がけて下さい。
伝えたい言葉を残せないまま消えてしまうのは悲しすぎます。

来年は自殺者が減って、人の心に思いやりの気持ちが増えることを望みます。


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