2050年のカーボンニュートラルを目指すのが、F1撤退の理由という話ですが
F1に関係してきたエンジニアを、Co2の排出をゼロにするプロジェクトに配置
するために云々と言っても本当にF1に関わりたい人ならホンダを退社すること
も厭わないと思うので、社内の人事異動で、本当にやりたいことを諦めるかは
本人の自由だと思うんですよね、マクラーレンとの三年間で疲弊はしたものの
その後の芒種の期間を経て、ようやく2021年、2022年とアイルトン・セナが
いた頃のように常勝チームになれるかという時に撤退というのは、残念無念な
感情もあると思うので、思惑通りにエンジニアを確保できるのかもわからない
というのが実際のところなのではないのかな。
例年なら最終戦の前には来年の布陣が決まっているものですが、今年は最終戦
のフリー走行が始まっていても、レッドブルのマックス・フェルスタッペンと
アルファタウリのピエール・ガスリーは継続が決まっているものの、それぞれ
のチームのナンバー2が未発表のままになっています。
レッドブルのアレクサンダー・アルボンは最終戦が最終テストみたいな感じで
サヒールGPで優勝したセルジオ・ペレスとの交代(ニコ・ヒュルケンベルグは
候補から外れたような感じですね)があるかも知れない、ということで、もし
そのようなことになった場合、アレクサンダー・アルボンは移籍も契約解除も
なく一年間を待機期間として待つことになるようですが、それはそれでなにか
飼い殺しみたいでフラストレーションがたまりそうな待遇ですね。
アルファタウリはダニール・クビアトの解雇は確定で、角田裕毅との契約発表
を待つだけということになっていますが、何故か、その発表がないまま最終戦
ということになり、ダニール・クビアト自身が意味が分からないと言っている
ぐらいですが、今の時期にサプライズもないでしょうから、レース後に確定の
発表があるのかな?というように思っています。
アブダビGPの話は次回にて書くようにします。
F1-grand prix 2020・ホンダの戦い
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